コノハ

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12/7/2024, 10:10:49 AM

【部屋の片隅で】

部屋の片隅で膝を抱え泣いていた。
誰かに慰めて貰いたいわけでもなかった。
だけど、現実は何時だって私に厳しくのし掛かる。
それに堪えられるほど私は強くない。
逃げ出したくて仕方無い。
そんな時はあなたを思い出す。
私の唯一の心の拠り所。
あなたが居てくれたらきっと私は頑張れるよ。

12/6/2024, 2:14:05 PM

【逆さま】2

「…」

落ちていく。
落ちていく。
落ちていく。

それはもう闇の中へと。
沈むように。

さて、ウサギの後を追って穴へ飛び込んだまでは良いけれど…

「一体何処まで落ち続けるのかしら?」
まさか、このまま死んじゃったり…
「イヤよ!私にはまだまだ未来があるんだから!」
そう下に落ちながら後悔をし始めた頃。

ふわぁ-

「…あら?」
落ちていたはずの体は重力を失くし、私の体はふわふわとまるで風船のように浮き始めたのだ。

「そうね、これなら落ちても大丈夫そう」

底を覗けばまだまだ暗闇は続いてた。
さて、この先には何が待っているのか。

不安と少しの恐怖心。それに興味や好奇心、少しの興奮が私の心を軽くする。
次なる出会いが私を突き動かす。

12/5/2024, 10:37:57 AM

【眠れないほど】

あなたに愛されたい。

12/4/2024, 10:05:32 AM

【夢と現実】

これは夢?それとも現実?
…どっちでもいいか。

だって私は大好きな君に抱きしめられているんだから。
こんなに幸せなことがこれ以上あり得るのだろうか。
夢なら覚めないで。現実ならもっと強く抱きしめて。

12/3/2024, 10:20:49 AM

【さよならは言わないで】

本当に愛していたのはあなただけ。
あなただけが私を飼い慣らせたの。
だけど、私の中から湧き出てくるこの泥々した感情、禍々しい憎しみ達。
それは何と、甘美なるものなのか。
私は光の世界を捨て、闇へと堕ちていく。
あの人を呪い、あなたを捨てた。
ただ、さよならは言わないわ。
だって、私の中にはあなたと私だけの愛の結晶が疼いているのだから-。

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