♪冬になったら、
長袖を着て、
毛糸のパンツ穿いて、
パッチも穿いて、
コタツを出して、
暖房入れて、
焼き芋食べて、
鍋食べて、
温泉行って、
スキーにも行って、
雪だるま作って、
彼女も作って、
友達100人できるかな♪
はなればなれ、とか、
かえすがえす、とか、
かさねがさね、とか、
まえだまえだ、とか、
繰り返しの言葉をいろいろ考えていたら、
ふと頭に浮かんで離れなくなったのが、
えんらえんら。
煙羅煙羅、と書く煙の妖怪の名前。
鬼太郎とか妖怪ウォッチにも登場する。
ハローキティは子猫ちゃんじゃない。
という事を知ったときは驚いた。
サンリオの公式見解によると、キティちゃんは猫をモチーフにしているものの、猫ではなく擬人化されたキャラクターなのだそうだ。故に、チャーミーキティちゃんというペットを飼ってるんだって。
キティちゃんが、自分によく似ている子猫を連れてる理由がわかりましたか?
実のところ、私自身もよくわかっていませんが…
「口は災いの元」
「雉も鳴かずば撃たれまい」
「雄弁は銀、沈黙は金」
など、日本には昔からあまり話さないことを美徳とする習慣がある気がする。そういえば、あるビールメーカーの歴史に残る有名キャッチコピーは
「男は黙ってサッポロビール」だった。
関西出身で子供の頃から、アンタは口から生まれてきたんやで、と親に言われ、妻にも、アナタは常に何か喋ってて静かな時間がない、と言われるサントリー派の私には全く響かない言葉だ。おまけにへそ曲がりの私は、
「もの言えば 唇寒し 秋の風」という芭蕉の句、今の日本では上記同様に、喋りすぎないことが美徳だとされる言い回しも、全く私には響かない。
アホ、寒くなったら身体動かして暖をとるように、秋口になったら普段よりもっと喋って口まわりの筋肉を動かさんでどないすんねん!と滔々と説いていたら、また妻に言われた。
ホントにウルサイ!と。
人生とは不思議なもので、卒業以来全く連絡を取っていない同級生と、ふとした再会からまたどっぷり付き合うようになったり、新たな人間関係の中で、共通の知人に昔の知り合いがいたりすることがよくある。
それは社会人になっても同じで、20年めの異動で進入社員時代の上司が新たな部署に専任部長として勤めており、再び机を並べて一緒に働くという話はよくある。
だから卒業や転勤が今生の別れになるなんて、SNSがあるこの時代に考えることはないし「さよなら」の代わりに「また会いましょう」が現在のスタンダードだと思ってみたり。
ふとした時に母校の校歌を思い出しながら、そんなことを考えた。約115年前に作られたその歌には、こんな言葉が添えられている。
「集まり参じて人は変われど、仰ぐは同じき理想の光」