雄猫同士の縄張り争い。
始まりは唸りあい、そしてけたたましい声で争いを告げる…
あぁ…あの声はウチの奴だ…
自分の縄張りに入ってくる相手は許さないデカい猫。
ある時…始まったのです…それも向かいのオタクの車庫の中で。
「せめて家の敷地でやってくれ…」と思いながら連れ戻しに行きました。
すると「邪魔するなぁ!」と言わんばかりに私の脛に噛みついて離れなくなったのは家の猫🐱
(痛い…けど…我慢するしかない…)
牙で繋がった私と猫…
そのまま我が家へと向かいました 😭
私の足からは大出血。
猫はやけ食い。
牙が刺さったままの猫をぶら下げて歩く自分を見たかったなぁと思い、笑ってしまう出来事でした。
あの「時を告げる声」をもう一度聞きたいな。
私には小さい頃から持病があります。
「潮風は身体にいい」 誰が言ったのかわからないけれど、夏休みは大抵海の近くにある親戚に預けられていました。
毎日、毎朝 毎夕おじさんと砂浜に散歩に行っては貝殻を拾っていたなぁ…
ピンク色の桜貝 真っ白なツノ貝 まだらな巻貝 名前なんかわからない貝殻まで沢山拾えた。
散歩から帰ると、その貝殻を大きなガラス鉢に入れては飽きずに眺めていました。
子供の頃の大切な想いでです。
きらめき
月並みだけれど 1番に思い浮かべるのは海だろうなあ。
私の大好きなのは伊豆の海。
それは箱根から伊豆に向かうスカイラインで見える。
昼は近くに初島 その奥に天気がいい日は伊豆七島まで見える。
夕方は反対側に富士山と清水の町。
清水の町は日本地図の地形そのものの形で暗くなった海との境目から生活の光を放つ。
自然の煌めきと人工的なきらめき。
私の大好きな光景です。
私は今とても不機嫌。
たまらなくイライラしてる。
さっきから私の視界を高速で飛び回る小さな1匹の小蝿(たぶん…)
全く捕まらない…
そんなちっぽけな出来事に、寝る前のゆったりした時間を奪われている…
隣で寝ていた雌猫が 「落ち着かん」と寝場所を変えてしまった…
こんな些細な事を文章に出来るのも、あの忌々しい奴のお陰なんて… 笑
耐え難い痛みから解放された数分後
私の傍らに小さな命が現れました。
その小さな手で私の人差し指をギュッと握ってくれた。まるで「ママ 私をよろしくね」っと言われた気がした。
火花の様に心に湧いた灯火
聖火の如く消える事はない。