恋物語。
恋は、恋愛は、儚いものだ。
愛があれば何でもできる?
愛ってなんなんだろうね。
恋愛・・・。
私は何回も告白したことはあるけど、全部振られてしまった。だからもう、自信なんてない。それに、友達の恋人との失敗や別れ話を聞くと怖い。
私は、人間の裏が見えてしまって、心から信用なんて出来ない。それもあってか、恋愛が怖くなってしまった。
後悔
私は後悔することが多い。
数分前に言った言葉。
何かに対しての対応。
些細なことで後悔してしまう。
”あの時、○○って言ったけど、大丈夫かな”
”あの時、○○して対応したけど、大丈夫かな”
些細なことで後悔して、不安になって。
グルグルといろいろなことを考えてしまう。
考えて、辛くなって、苦しくなって。
”もし、○○だったら?”
悪い方向に考えてしまう。
嫌われたかなと、不安になる。
そして、やらなきゃいけないことに集中出来なくなって、失敗して、最悪はやること自体を忘れて、注意されて、怒られて、最悪の場合、いろいろな人から責められて。また、グルグルと色々考えて。
自己否定して、どんどん自分で自分を貶める。
だって、人から言われるのは分かってるから、自分で自分を貶めていれば、”やっぱりそうなんだ”って、諦めもつくでしょう?
そうして、自分を貶めてるうちに、自分で自分を貶めることに対して、辛いけど、苦しいけど、でも、どこかほっとするようになった。
今まで、否定されてきたから。
怒られてきたから。
理不尽を経験してきたから。
だから、ダメージを軽減するためには、自分で自分を貶めておいて、何か言われても、”やっぱりそうなんだ”って、諦めるのが大事だとわかった。
周りの環境なんて、どうしようもないから。
自分が適応していかなきゃいけないでしょ。
私は、変なところでこだわりがあって、完璧主義で、でも、飽き性で、承認欲求が強くて、人から頼まれたことを断れなくて、自分にとって、やることが多すぎてキャパオーバーでも断れない。だから、要領が悪くて、失敗ばかりして、やらなきゃいけないことを忘れてしまうことも結構ある。だからだろうか、最近は何もかもに対して無気力なのだ。でも、やらなければいけない。
もう、疲れてしまった。
以前よりも環境は良くなったが、余計に自分に嫌気がさしてくる。
もう、何もかもから逃げてしまいたい。
せめて、誰かに思いっきり甘えたい。
もう、我慢するのは疲れた。
でも、どうしようもない。
本当は死にたい。
でも、それは出来ない。
だから、猫を被って、笑顔でいるのだ。
自分を偽って生きる。
「風に身をまかせ」
風に身を任せて飛んで行けたらいい。
どこか遠くに。
誰も私のことを知らない所へ。
「失われた時間」
私は他の人とは違う。
私が生まれたのは、江戸時代。
多分、中期頃だと思う。
あれから三百年近く経った。
人とは違う私は孤立していた。
三百年近く生きても、容姿は二十代のまま。
歳を取らないのだ。
私は人間ではないのだろう。
小さい頃、私は同じく寺子屋に通っていた子達に「鬼」だの「化け物」だのと言われていた。
それからは、人の世を避けて生きてきた。
山奥に住んだ。
人とは絶対に関わらなかった。
時間を忘れて過ごした。
そして、何十年経ったろうか。
山を降りてみると、見たこともない建物が建ち並んでいて驚いた。
それから、色んなことを経験した。
だけど、やっぱり人の理から外れていた私は人の世から排除されてしまった。馴染めなかったのだ。