にんげん

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4/16/2024, 10:55:37 AM


私達は、大人になるにつれて、夢見る心を失う。
子供は純粋な夢を持ち、自分の理想に向かって沢山の学びを得て、大きくなっていく。

しかし、実際に社会に出てみれば、心や言葉をを持った人間同士が、狭い世界の中で意見と云うものをぶつけ合う、理想とは程遠い夢なのかもしれない。
それを続けてきた人間は、いつしか持っていた純粋な夢や心を忘れ去っている。
気付いた時にはもう、寿命が近いだろう。

まあ、大人になると、『夢』は『目標』として変わっていくのだろう。

私は、ぼんやりした『夢』と云うものを一日でも抱えるなんて無理な人間だから、夢なんてもうこれ以降見ないが、折角だし、夢でも書いてみようか。

私の夢は──夢見る心を取り戻すことだ。

夢見る心

4/15/2024, 1:42:09 PM

小学校からの幼馴染が居るのだが、高校生になった今、LINEだけの繋がりとなってしまった。
私は、そいつに恋をしてしまっているのかもしれない。

私は、どちらかと言うと女っ気のない女で、いつも男子ばかりと遊んでいた。そんな中、いつも話しかけてくる一人の男がいた。その男がそいつだ。

彼と話が合う事が多かったし、帰り道も同じだったから、徐々に仲良くなった。
しかし、中学校に上がってから、男子としか遊ばなかった私は、思春期と言う周りの壁に立ち塞がれ、学校に行けなくなってしまった。

彼とは、暫く連絡すらもすることは無く、とうとう卒業式を迎えてしまった。
卒業式に顔を出向いた時、彼が嬉しそうにあの時のように、ゲームの話をしてくれた。その時、私はホッとした。何も変わってないんだな、と。

彼は、スマホを持っておらず、LINE見知らぬアカウントがいるな、と思ったら彼だった。私はとっても嬉しかった。

そう、よくよく考えて見ると、恋というものを大きくなるにつれて、知った時に彼の大切さに今気付いたのだ。小学校の頃あれだけ支えて貰えていたのに、私は何かしてあげれていたのかな、なんて思う日もあった。
彼の事を今でも忘れないし、忘れられない。

私には生憎、この気持ちを伝えれる勇気は無いし、そもそも直接会って話がしたい。伝えたとしても、彼の性格的に幼馴染だから、で終わってしまうかもしれない。

だから、私はこの気持ちをそっと胸の中に仕舞っている。

届かぬ想い──