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7/7/2024, 10:51:15 AM

七夕…

誰にも口を出されたくはない
誰にも解ってもらえなくてもいい
誰にも文句を言われたくない
誰にも引き裂かれようとされたくない
恋って そういうものだ

離れていたら心配だし 居ても立っても居られない
ちょっと側を 離れるだけでも 不安
ましてや 遠距離恋愛 国内も 国外も
もうそれは お互い 気が気じゃなくなる程
不安定な 揺れていく気持ちを抑えられない

特別 激しい恋をしているわけでもなくて
その日の出来事やちょっとした世間話を
共有していたい そして会って笑い合いたい
そんな時間が 愛おしいんだ
そんな相手だから 大切にしたいんだ

七夕は織姫と彦星がやっと会える日
お互いの仕事が疎かになるほど 夢中になり過ぎた恋をしたばっかりに 引き離された二人
二人の関係に 口 出されちゃったね
なかなか 厳しい試練を受けちゃったね
1年に 一度しか会えないなんて…

恋は盲目とは言うものの
何も手につかず 仕事も出来ず 何も食べず飲まず
1日中ずっと 目がハートの状態でいる事なんて
そんな事 ある?
ちょっと 会っていない時に思い出し笑いとか
ニヤけるのは 解る
何も 周りが見えなくなるほどの恋って どうなの

好きだよ
誰よりも とっても
でも 仕事はしなくちゃだし 勉強もしなくちゃだし お腹も空くし 喉も渇くよ

なかなかすぐに会えないと良からぬ事がよぎって
考えすぎて 不安になったり自己完結したり
マイナスの心はよりマイナスを呼ぶから
そこだけは 気をつけていなくちゃな と思う

恋をして 相手を信じるって 結構 試練だよね
恋に恋をするんじゃなくて
ちゃんと 恋してるな自分 って自覚している恋は
しないより したほうが いいに決まってる

七夕は 目の前の事をおざなりにせず
恋に突き進んで行こう この気持ちを大事に!

そんなふうに 再確認する日と しようと思う




*読んで下さり ありがとうございます*



7/6/2024, 12:00:44 PM

友だちの思い出…

人生で要所 要所で出会い通り過ぎていく相手
そのたったひとときの間だけでも
出会わなくても良かった相手などいない
出会うべくして会えた事は 良くも悪くもあるのか

出会わなければ良かったと思うのは
深く関わってしまったからか
こんな人ではないと信じていたからか
そう考えると
出会えなかった相手は一体 どれくらいいるのか

通り過ぎていく中でも
その中で 友だちと思い 思われていた
かつての人達の その後を知る事は難しい

あんなに お互い同じ時間と空間で 笑い合い
励まし合い 助け合い 喧嘩して泣いて
喚いて 冷戦になったり 許しあったり
毎日 なにがしらの事件を共有していたのに

断捨離の最中に
卒業前に流行ったサイン帳やプロフィール帳が
出てきた
パラパラとめくる
カラフルで明るく楽しく可愛い文字
時々 男の子からのメッセージやイラストも
記されている

哀しいかな
あの時のキラキラしていた友だちの思い出を
絶対 忘れない と強く思っていたのに
その誰 ひとり 顔が思い出せない
沢山の冊束なのに
この子とは 何して遊んでたのか
どうして この子はこんなに感謝しているんだろう
いつか また 会えるだろ と書いた君は 一体

こんな状態なのだから
きっと 今 友だちだと思っているその相手にも
いつか わからなくなる日がくるんだなぁ
私が ただ 冷たいだけなのかもしれないけれど

でもね
消息や安否を知らずとも 確かにあの時
一緒に過ごして 色んな事に葛藤して
楽しんだ事は 間違いない
それだけでも 覚えている事を 
忘れてしまった私を
どうか 許してほしいんだなぁ

だって 友だちだと真剣に思ってたのは
確かなんだもの




*読んで下さり ありがとうございます*





7/5/2024, 10:27:17 AM

星空…

空は誰にも開け離れていて いつでも手に入る
顔を天に向けるだけで 
手をぐぐっと広げて上に掲げるだけで
果てしない空を 抱く事が簡単に出来る

青空も 春空夏空秋空冬空 季節の空も
雨空も 曇り空も 晴れ空も 夜空も
町中で見る星空も
自然の中で見る星空も
全て 平等で 自由で 優しく包む

何を願う 星に
何を思う夜の空に 深夜の空に
誰を胸に秘めて 何を願い 想い 考える?
誰かが 自分の事も
そんな風に考えて 物思いにふける事があるのかな

たった一人ぼっちのような この夜に

満天の星が 大丈夫だよ 一人じゃないよ
そう囁くように キラキラチカチカ
あぁ 今日も1日 頑張ったなぁ
明日も しっかり食べて やりきろうね

そんな風に あなたの空も 私の空も
いつも 応援してくれていると
いい解釈で 寝ようか

流れ星に願いを託せなくても
星空が見えた夜に 願い想って考えた この気持ち
夜風と一緒に
あなたへ 届きますように…
おやすみ おやすみ



*読んで下さり ありがとうございます*



7/4/2024, 11:06:37 AM

神様だけが知っている…

本来 進むべき方向を 正しい答えを
知っている
ただ 黙って見ている
助言も ヒントも 何もせずに じっと

神様は たった一人ではなく そもそも
人かどうかも会ったことがないので解らないけれど
人ひとりにつき 1神様が担当配属されている
そう 思っている
年齢も 風貌も 性別も 形も 全て秘密
世界中の人々全てに 割り当てられている

担当になった相手へ ただ側で見ているだけ
でも 恐ろしい事に 全て丸裸にされている
言葉にした事 その目線 心の中の声
汚い気持ち 暗く淀んでいる闇の部分
生まれながらに持つ性質 気質 性格
何でも 繕ってもバレバレなのだ

それを知っていてもなお アドバイスはしない

あぁ 違う違う そっちじゃあないんだよなぁ 
あぁ また同じ事を繰り返してるなぁ
うわぁ それは 駄目だろう 参るなぁ
なんて つい言ってしまいたくても
伝えてはならない決まりが 掟がある

良い事をしても 悪い事を考えても
人生の終末 結末 末路まで見守ること
それが 担当神様の 見届ける優しさなのかな

のたくりまわろうとも ジタバタしようとも
うわべだけ繕っても バレちゃうなら
自分に正直に 素直に 自分の全てを
受け入れて 過ごしていこう
どうあがいても
神様だけが知っている

それが何より 心強いではないか
味方でも敵でもなく ただ 見ているだけだとしても きっと ぐぐっと 背中を押してくれると
そう 思うから

頼むね 担当神様!


*読んで下さり ありがとうございます*





7/3/2024, 11:40:53 AM

この道の先に…

ここまで来るのに 一体どれくらい歩いてきたのか
目を細めて まだ先を見通してみる
振り返って来た道を 確認しようとするけれど
もう それは 過去になっていて まるで霞

何度 枝分かれした場所で 一歩踏み出せず
躊躇い 迷い 悩み たっぷり時間をかけたか
他の人も みな 同じなんだろうか
自分だけ こんなに細かく編み目のように
枝が分かれているんだろうか
これは
ここまで来た結果のその先なのか

人生に 『もし…』は無いと有名な歌人が
言っていた 何かのコラムで
もし あの時これを選んでいたら
もし あの人に出逢わなければ
もし あの日 声を掛けていたら の もし

もうそれは 枝分かれの道を選んだ後だから
そう 思ってしまう揺れる 気持ち

確実に この道の先に 成功が待ってます
この道さえ選べば 安心安全です
そんな先に 明るい未来ばっかりあって
たまるもんか
ここを選んで そこに辿り着いて また
霧のような先の 足元しか見えないような不安な
道のどっち こっち そっち あっちを
選ばなければ進めない

選ぶのは 自分
誰かに決めてもらう訳にはいかないんだ
全部 自分で悩んで考えて本当の答えが何か
解らないまま 一か八か 信じて選ぶ
責任を持って 
たとえ 今 そこが 愚かな選択をした道でも
その愚かさを認めて また次へ

この道の先には
表と裏の 自分だけにしか解らない歴史が
ずっと果てまで 続いている
どんな結末になったとしても それはそれで
楽しもう
人生 笑ったもん勝ちなんだから

誰にも 文句は 言わせまい




*読んで下さり ありがとうございます*


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