Love you…
…
その気も無いのに　期待させるような態度で
いつも怖い顔をしているのに
予期せぬ笑顔を見せられて
ドキッと　不覚にも　魅せられてしまう

こちらの気持ちなんて　知らないくせに
優しくしたり　励ましたり　慰めてくれたり
それは　誰にでもそうなの　と不安にさせる

でも　目で追ってしまう
一挙手一投足を気にしてしまう
会える口実を　探してしまう
どんどん　深く好きになってしまう
もう　苦しいから　やめてしまいたい
好きになったほうが　弱いのかな

もう　愛さずにはいられないほど
ずっと　頭の中に　目を閉じても　忘れられない
愛してる　誰よりも何よりも愛してるんだ

そんな苦しんだ恋愛が終わった時
重くなりたくないから　いつも　歌う曲がある
少し　ふざけて　歌う
♪ラブユー東京♪

とうとう顔を見て　愛してる　って言えなかった
Love youとも　言えないよね
相手が　外国の人なら　気取らず言えたのかな

何度も　失恋のたびに歌う　この曲
あと　何回位　歌うはめになるんだろう…

誰が　私に　Love youを　届けてくれるのかな
待つ　歌いながらね



*読んで下さり　ありがとうございます*

太陽のような…
…
とても優しくて　暖かで　明るくて　朗らかで
ふんわりとして　プラスのパワーをくれる
手をかざすと　じんわりと　ほぐされていく
そんな　イメージが強いだろうか

太陽のような人って

その人がそこに居るだけで　周りが明るくなる
笑いが絶えなくて　皆の気持ちが軽くなる
ポジティブな思考が　伝染していく
でもね
太陽のような人にも　悩みや辛い事があるんだよ

いつもどんな時でも　笑ってるわけじゃないし
背中を丸めて何かを我慢して　うつむいて
1人　静かに泣いているかもしれない
そんな日も持っているはずなんだよね

太陽のような人は　常に太陽じゃなきゃならない
そんな空気を　作っちゃ　いけないんだ
誰かに何かをしてもらったら
些細な事でも　お返しは　忘れずに
持ちつ持たれつの精神は　きっと　大事だよね

弱ってる太陽のような人にも
手をかざして　柔らかな暖かいパワーを
分けてあげられると　なお　いいよね


*読んで下さり　ありがとうございます*

0からの…
…
人生はいくらでも　やり直せることができる
と　聞く
簡単に　やり直せたら　苦労はしないよね

でも　何かを0から始めてみようと思う気持ち
そんな前向きな姿勢を　必要な時は多い

もともとある　何かを
全く知らなかった世界の　何かを
誰かに影響されて　自分もと思う　何かを
今まで考えた事もない　何かを

始める一歩は　結果がどうであれ
やらないよりは　やったほうが　いい
知らないよりは　知る努力をしたほうが　いい
触れないより　触れたほうが
飲まないより　飲んだほうが
食べないより　食べたほうが
行かないより　踏み出したほうが　断然　いい

0からの挑戦って　怖いよね
日常でも　ふと思うんだ

蟹を最初に食べた人　凄いな　とか
雲丹を食べ物だと思った人も　勇気あるよな　とか
蚕から絹糸が出来ると知った人　どうして〜？とか
世の中の　見渡す限り　当たり前にある事や
モノは　誰かが0から導いてきたんだよね
拍手
尊敬する

私の0からは　小さくても　いいの
踏み出す一歩の　大きさなんて　関係ないもん



*読んで下さり　ありがとうございます*

同情…
…
する方も　される方も　多分　一般的には
可哀想だな　とか
気の毒だな　とか
哀れに思ったり　惨めな気持ちになったりさせたり

相手を思い遣る気持ちは　悪いことではないのに
かなりのマイナス要素を　丸めた感じがする
同情って　言葉は

私が思うには
極めて　過酷で残酷でどうあがいても　マイナスな部分に対して　その人と　同じような
感情になれるかどうか　って事なんだとも　思う

体験　経験した事は　当人にしかわからない
同じように感じるならば　想像しかないよね
その　想像の濃度が　どれくらい迄
近づけるかが　鍵だと思うんだ

寄り添うって　大事だよね
子供だって　大人だって　年老いてたって
言葉を選んで　声をかけなくたっていい
ただ　側にいるだけでもいい
何も言わず　そっと手を繋ぐ　そっと
背中をさすってくれる

そうしてあげたいな　って気持ちが
同じ感情になって　楽にしてあげられたなら
同情って　言葉は
悲しくないよね

嫌な気持ちになるような　同情なんて
無くなってしまえ！




*読んで下さり　ありがとうございます*

枯葉…
…
どちらも正しいし　どちらも間違っていない
好みの問題と言えば　それだけの事

若い方がいい？
みずみずしく潤っていて張りがあって　眩しい
人によるのかな　それは
スーパーに陳列されているまだ青みがかった若い
トマト…
パックを裏返して覗くと　ヘタ周りが真っ白な
イチゴ…
若くても　それは　ちょっと

テレビのCMで見かける『10歳も若く見えます！』のフレーズを聞くたびに　思う
100歳で10歳若く見えても　嬉しいのかな
若く見えることが　正義みたいな
押し売りをされているような　複雑な気持ち

常々思っている
生命あるものは　毎年ひとつ必ず年老いていく
生モノなんだもん
人だっていつまでも　若いままなんて無理
表面も内部も　歳と共に　傷んでくるもんだと

ふさふさの若い芝生をぐんぐん歩いても
踏んだ足の形はすぐ　元に戻っていく
緑の葉を　ぎゅうぅっと強く握っても　同じね
枯葉は　かつて緑だった葉が年月かけて
老いていき　色を変えていく
手のひらに乗せて　ぎゅっと握っただけで
パラパラと　粉になって　風に舞う

若い頃にはわからなかった　力加減を
枯葉の年代になったら　自分にも　周りにも
力加減を調節して　なるべく　優しく
包み込むように　接してあげなくちゃならない
知恵を　授かるのよね

何でもかんでも　力任せに　対応しない
カサカサたてている音にも耳を傾けて
焦らない
落ち着いて　ゆったりと
枯葉を踏む音も　楽しむように
その葉が　緑だった時を　想うように

10歳若く見えなくてもいい
清潔感を心がけて
ただ　そんなふうに　歳を取りたい



*読んで下さり　ありがとうございます*