昨今、一人◯◯というものが流行っているようだ。
一人旅
一人焼肉
一人カラオケ
.....etc
確かに一人ならではの楽しみはあるだろう。
時間や好みを共有することなく、思うままに行動出来る開放感がある。
ただ、
―――ボッチ上等
―――一人で楽しめる自分カッケー
そんな副音声が聞こえるのは自分だけだろうか。
賑わう集団を横目に、自分は群れないぞ、と無駄に肩肘を張っている寂しげな背中を見かける事がある。そんな人に限ってSNSでの発信力は高い。
基本人は一人なのだが、一人だからこそその中で気の合う仲間に出会えたときの喜びや、共感できる嬉しさを得ることが出来るのだ。
態々一人◯◯と強調しなくとも、気づけば一人だ。
頑張らないと一人になれないなんて、贅沢な人生だな、と本当に一人の人は思う。
『だから、一人でいたい』
新品が好き
キレイでくたびれてないまっさらなやつ。
ちょっとでも汚れたり、時期が経ったら買い換えたり、代替品を探したりする
身の回りのモノ、使用人や恋人も。
買えるものならいいんだけど、そうでないものは簡単じゃなくて困っちゃうな。
例えば体の部位とかね。臓器とか簡単に代えれないし、手に入れるのは時間がかかる。
でも新しい顔は手術でどうとでもなったよ
最近では瞳の色も代えたんだ。
もちろん新品のやつ。サイズがちょっと小さいかな
なるべく新しいのが良かったからさ。
やっぱり新品が好き
『澄んだ瞳』
母は男の子が欲しかったので、男の子が生まれるまで産みつづけました。7人目で待望の男の子です。
次こそはと思い続けた結果女の子が6人です。
我が家は大変賑やかです。
待望の男の子である末っ子の僕は、姉たちの勢いにのまれ、いつも小さくなって、父とひっそり過ごしていました。
幼い頃も今も、姉たちは仲が良く、お互いに張り合ったり助け合ったりしながら一人ずつ結婚したり出戻ったりを繰り返し、一時は両親と僕という、静かな生活を送ることもありました。
そしてまた連休がやってきます。
姉たちが里帰りする連休です。
姉が6人ということは、お察しの通り孫が多いです。
一人につき平均2.5人として、と計算した所で憂鬱なだけなのです。過疎化が進んだ町の保育園より多いかもしれません。
そして我が家は根っからの女系なのか、孫もみな女の子です。これはもはや呪いといっていいのではないでしょうか。
父と僕の静かな日常が終わります
『嵐が来ようとも』
お題が大喜利みたいになっとるやないかい
『神様が舞い降りてきて、こう言った。』
おいミケ
あらミーちゃん
ちくわ!おいでー
オレには沢山の呼び名がある
なんでもいいよ
美味いものくれるなら
誰でもいいよ
主じゃないから
主はオレをなんて呼んだっけ
忘れちゃったな、主の声
なんでもいいよ
元気なら
『私の名前』