ぺんぎん

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4/11/2024, 2:27:57 PM

きみだけが気づいてうたう 下手くそなぼくの鼻唄のサビのフレーズ

4/4/2024, 12:21:37 PM

あっち行けよとどこにも行くなで成り立っていたぼくらのはなし、つかず離れずあるいていてもいつかははぐれてしまうこと

3/25/2024, 7:43:27 AM

にわか雨ののちのアスファルトにぱらぱらとオレンジジュース色のひかりが差して、それをスキップでかわして、追いかけっこなんかして踏まないように歩く、はしゃぎ疲れてそれでもうれしくて抱きしめあって、はじめてふたりは気づく、こうやっていつまでも、お互いに体を預けあって生きていくこと

3/14/2024, 5:00:43 PM

なんだか突然、ぱっと死んでしまえそうな夜にたよるのはまずきみだった、大きなかなしみの過ぎたころ、つめたくシーツをひからせた朝日の端きれを指でたどって、どうしてもどうしてもはなれがたいことばかりがわかっていた、すくわれたいのかすくいたいのかよく分からないままお守りのようにきみの指を握りしめていた

3/7/2024, 1:16:28 PM

近ごろの恋のうたはうまくやれなかったことをなげくばかりね、なんて、それがつきあっていたころのきみの口ぐせで、思い出してからずっと、しあわせなときには聴かなかった曲ばかり聴いている、いまだに、ふたりがふたりでいられなかった理由をさがしている

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