ぺんぎん

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なんだか突然、ぱっと死んでしまえそうな夜にたよるのはまずきみだった、大きなかなしみの過ぎたころ、つめたくシーツをひからせた朝日の端きれを指でたどって、どうしてもどうしてもはなれがたいことばかりがわかっていた、すくわれたいのかすくいたいのかよく分からないままお守りのようにきみの指を握りしめていた

3/14/2024, 5:00:43 PM