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9/17/2022, 12:52:37 PM

いつしかの夢でみた花畑。
色とりどりの花が咲いて
そこには蝶が舞って
そよ風が髪の毛を揺らしていたような気がする。

春の花も夏の草も秋の匂いも冬の雪もあって、
すごく綺麗だったような気がする。

実際にはない景色でも、叶わない場所だとしても僕は。

「いつかしにたえるならあの花畑がいい」


花畑

9/16/2022, 12:56:21 PM

明け方の5時。
ざあざあとした雨の音で目が覚めた。
夏の終わりの雨は朝から夜まで降り続けて、僕の心にも雲をかけるかのようだった。

全てがしっとりとしていて、気持ちの悪さを気にしないようにしながら制服に袖を通す。予備の靴下もしっかり持ってから。家に鍵をかけて、駅まではしっかり降っていたけれど。

学校の最寄りの地下鉄。傘をさす用意をしながら階段を登って地上に出ると。

そこではもう雨はやんで。きらきらした朝だったよ。


空が泣く

9/15/2022, 11:12:43 AM

君の返信は不定期で、すっごく適当で。
私がモヤモヤするのとかもきっと楽しんでるんだろうなって。
そんなの関係ないって受け止めて、楽になれるのが一番いいんだけど。そんなのわかってるけど。

まるで私だけ好きでいるみたいで。不安になるのは変なことかな…それでも待ち続けてしまうの。


君からのLINE

9/14/2022, 10:07:47 AM

筆を一つ。手に持って、水を含ませて。
穂先に化粧をして、すーっと。線を引く。

引いた線ひとつひとつが群れを成して、なにかを構成する。

ひとつひとつ色が違う。

どんなに後から黒く塗りつぶしても。全てが生きていて。

選んだ色が、選択が、感情が、私を構成して離さない。
たくさんの色を持って、私は生きる。


命が燃え尽きるまで

9/14/2022, 2:18:27 AM

なんとなく眠れなくて、なんとなく泣けてきて。
辛いことがあったわけじゃないのに、悲しいわけでもないのに
どうしたってぽたぽた。ぽたぽた。

気づけばもう、深夜よじ。
あくびをひとつして、眠いけどねむくない。

私の感情なんて関係なく
時はながれるし、季節はめぐって、太陽はのぼる。

そんなことを考えながら過ごす夜明け前。

きっと明日には、みんな忘れてるよ。


夜明け前

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