親友と同じ人を好きになって、
気まずくなるのが嫌だから
言わないでおこうって、遠慮しようって、
そんなふうに思うのは本気の恋じゃないから??
いいえ、きっときっとね違う。
貴方のことが好き。貴方の笑顔が好き。貴方の声が好き。
貴方の頼りないとこが好き。誰よりも優しいとこが好き。
でもね、私は親友が好き。
貴方より何倍も何十倍も大切だっただけ。
この気持ちが本気じゃないならそれでもいい。
恋ではないけれど友情のような、愛情のようななにかは。
私は確実に本気だと言えるわ。
本気の恋
満たされているのに浮かぶのは
悲しくないのに感じるのは
何ができて何ができないのか
考えて、自分を知れば知るほど嫌になる。
幾度繰り返すかわからない自己分析
重ねすぎると少し危険。
埋めるためなのに広がるばかり。
この胸の
喪失感
その音は心を沸かす。
心臓の鼓動そのもののように。
その言葉は脳を蕩かす。
血肉となって体を巡る。
なんでもない毎日の中で僕のまわりをまわる。
先生の眠くなる声。
一昨日読んだ本のセリフ。
盛り上がるドラムのビート。
あの子の歌声で震える空気。
風に煽られても飛ぶ蝶々。
ひとつひとつが緩やかに、激しく、悲しく。
ゆるり、ふわり、くらり、ぱらり。
舞って、踊って、歌って。
僕のまわりで遊び続ける。
そのひとつひとつをうけて、僕も。
ゆるり、ふわり、くらり、ぱらり。
ときに激しく。ときに涙し。
いきる。
踊るように
いつも貴方が放つもの。
私にはなくて、羨ましくなるもの。
明るく、楽しそうにわらって。
みんなの人気者で。
この気持ちは恋ではないけれど、恋に近くて。
憧れと羨ましさを孕んで、無邪気に僕の胸に刺さる。
それは貴方の…
きらめき
絶望しても、嫌なことがあっても。
悲しくても、傷ついても。
嬉しくても、恋しくても。
いつだって私の胸の中にある小さな小さな情熱。
ときに消えそうになりながら、ときに大きく燃え上がり、いつも一緒にいる"ひ"
なくさないように、抱きしめて、また今日を生きる。
心の灯火