#もっと知りたい
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君自身の仕草を、表情を
一番近くで、最後まで
見つけていきたかったのだ、と
遠くで、別人ともとれるほど
甘い鈴の音を転がし、笑いかける君に
少しでも、伝えることができていたなら
自分自身でも感じた事のない
黒いモヤを抱える事も
この目から溢れる水の意味も
君の隣も、自分だったのだろうか
#平穏な日常
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朝に目が覚めて
夜に目を閉じる
熱い珈琲で始まり
暖い牛乳で終わる
そんな、ルーティン
欠伸でも出てしまいそうな程、なんて事ない日々
でも、その隣には何時でも君が居て
当たり前ではなかった
手に入らないと思っていた光景が、今は手の中にある
それだけで「嗚呼、幸せだな」と思うのだ
#愛と平和
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チュチュっと、小鳥の囀り
射し込む陽射しは、眩しすぎず温かい
軽く鼻を鳴らす音さえ聞こえる
穏やかな朝
すると、騒がしい足音と共に襖が開く
おたまを片手に、憎まれ口を叩く彼奴
その顔は不機嫌と言っているが、苺のエプロンを纏っているものだから何だか可笑しくて。
カラカラと肩を震わせていると、怒った様に突撃―という名のハグだと思う―をしてきた
嗚呼、なんと言うことか
寝起きの体には
随分甘すぎるような
眩しすぎるような気がするが
今は、この温もりに触れていたい
そう思い、今も小言を言う其奴を強く抱き締め返した
#過ぎ去った日々
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どれだけ振り返ったって
どれだけ探したって
貴方との日々は見つからないのに
#お金より大事なもの
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こんな紙切れで、溢れる涙は拭いきれない
手元に残る紙切れに、心の傷は埋められない
あれだけ欲しかったのに
今となっては、紙切れ呼ばわり
無いから欲しかった、大切にしていた
そこで気が付けたはずなのに
どうしてこうも、目先しか見れなかったのか
笑顔で写る写真に問いかけても
答えが帰ってくるはずもなく
薄暗くても賑やかだったのに
今は明る過ぎて、一人きりなのが余計に見えた
擦り寄ってくる冷たさにも
嘘ばかりの言葉にもう飽き飽きだった
電気を消しても戻ってこない
紙切れを捨てた所で変わらない
こんな景色を求めて
俺は全てを削ってきた訳じゃないはずなのに
こんな紙切れに、紙切れなんかでは
あの暖かさを、買う事などできないと
どうして、気が付くことができなかったのだろうか