『桜散る』
桜の散る姿は、儚げで、とても美しい。
まさにキミのようだ。
あぁ、散った桜の花びらを
写真に写すキミを、僕は写真に写す。
なんで美しいんだ。
そんなことを思っていると、彼女が近づいてきた。
近くで見ると、また美しい。好きだ。
でも、
「…貴方、誰ですか…?勝手に人を写真に撮るのは
犯罪ですよ。警察呼びましょうか?」
「僕はキミの彼氏だよ。また忘れたのかい?」
「はぁ〜?気持ち悪いですよ。
ほんとに警察呼びましょうか?」
そう言った彼女は、
※物忘若人障害 で、僕のことなんか忘れていた。
※物忘若人障害 とは、作者が人のことを忘れてしまう
障害(ってあるよね??多分??)の名前を
忘れてしまったので、勝手につけました⭐︎
おまけのおまけ 作者から
人はいつでも、大切な人のことを忘れてしまうことが
ある可能性があります。
今を大切に生きましょう。
ハートをくださっている皆様、いつも有難う!!
『夢見る心』
『拝啓、私に関わってくれた皆様へ
今、皆さんがコレを読んでいると言うことは、
私は死んでしまったのでしょう。
私は、看護師になりたかった。
小学生前半の頃は、
母を真似て、よく看護師ごっこをしていました。
中学生になった頃、本気で看護師を
夢見ていました。
もし、看護師になれたら父と一緒に
仕事がしたかった。
叶うまでに死んでしまったけれど、
夢を見ていた頃は、必死になれて楽しかった。
どうかこれを読んでくださっている皆さん。
夢を見るのをやめないで。』
※この物語の主人公は、私ではありませんが
これを読んでくださっている皆さんと言うのは、
あなた方の事のつもりです。
2作ありますが、どちらも恋愛系です…笑
ではー、どぞ!
『届かぬ思い』
「せーんぱい!
実は貴方のことを、ずーっと好きでした!」
彼女が笑って言ったその先には…
彼の墓があった。
『届かぬ思い』2作目
「君には伝えたかった。」
「お前には言いたかったんだよ。」
「貴方に伝えたかったことがありました。」
「…アンタには言いたかったのに。」
「私にくらい、言わせてよ。」
「テメェにはぜってー言うって言ったよな。」
「この想いは一生伝えられないのかなぁ。」
「好きだよ」
「好きだ」
「好きです」
「…好き」
「好きだよ!」
「好きだっつってんだろ…」
「◯◯くん!大好きだよ!」
たくさんの人に愛されたのに
彼は、連続殺人犯に殺された。
『神様へ』
貴方様は、本当にいらっしゃるのでしょうか。
僕はどうも、いるとは思えません。
だって、世界にはまだ戦争をしている国もあるし、
戦争まで行かなくったって、殺人なのどの
事件は絶えない。
神様へ
本当に貴方様がいらっしゃるというのなら
この争いを止めてみては下さいませんか?
僕だって、今ー
「おい!大丈夫か!!」
「…え……んー…?」
意識が戻りかけた時、彼は言った。
「どんなに毛虫が嫌いでも、
通ったくらいで
気絶までするとは思わなかったよ」
『快晴』
「おはよう!」
朝、外に出ると幼馴染の◯◯に言われた。
「ああ、おはよう」
「今日はなんで天気だ!大雨だぁー!!!」
「何言ってんの、優。超晴れ、快晴じゃん」
「バレたかぁー」
何を言ってんだか、この子は。
「バレるに決まってるじゃん。行こう」
「だねー!行こっか!」
私は◯◯と笑いながら歩く、
この快晴の空とこの道が好きだ。