無名 むめ

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『夢見る心』


『拝啓、私に関わってくれた皆様へ

今、皆さんがコレを読んでいると言うことは、

私は死んでしまったのでしょう。

私は、看護師になりたかった。

小学生前半の頃は、

母を真似て、よく看護師ごっこをしていました。

中学生になった頃、本気で看護師を

夢見ていました。

もし、看護師になれたら父と一緒に

仕事がしたかった。

叶うまでに死んでしまったけれど、

夢を見ていた頃は、必死になれて楽しかった。

どうかこれを読んでくださっている皆さん。

夢を見るのをやめないで。』


※この物語の主人公は、私ではありませんが

これを読んでくださっている皆さんと言うのは、

あなた方の事のつもりです。

4/16/2024, 10:19:18 AM