久しぶりに会った特別な人
あの子は会っていたのに、私だけが会えなくて
あの子が作ってくれた会えるチャンスは
緊張しすぎて喋れなかった
一人になって気づいたのは
あの子はあの人と連絡がつくんだってことだけだった
それが悲しくて、虚しくて
でも、会えたからそれでいいやって思えた
そうしたら急にもう会えないって言われて
留学に行くんだって
10カ月も会えないんだって
遠かったあなたとの距離にもっと深い谷ができたようで
10カ月、
その間に覚悟を決めておくから
だから、帰ってきたら抱きしめてね
大好きです、特別なあなた
いつか、絶対迎えに行くから
いつか、その手を取ってみせるから
だから、もう少しだけ待っててよね
初めましてはあの教室で
初めて喧嘩したのもあの教室
初めて好きになったのだってあの教室だった
僕の初めてが詰まったあの教室は
あの教室だけは今の僕も受け入れてくれそうだ
あの時のようにあの場所に座って
あの時のようにくだらない話をして
あの時のようにまた、好きになった
あのときと違うのは君の隣に人がいて
あのときと違うのは僕がそこにいないこと
ここに来れば思い出してくれるかなって思ったんだけど
どうやらもう、諦めたほうがいいみたい
ばいばい、さようなら
いつか君がくれた手紙だけを持って
僕は先に逝ってくるよ
僕からのとびっきりの、今世紀最大の愛を君に
いつまでも忘れないでね
「君が好き」
だなんて言葉
冗談にできたらどれだけ良かったか
好きにならなきゃよかった
惹かれなきゃよかった
でも、君はどうしても僕の中から離れてくれない
現実ではもう、隣にいるのは僕じゃないのに
君に届けたくて、届けたくて、届かない、残酷な一言
「永遠に愛しています」
僕の方が絶対に愛してるのに
僕の方が君を知っているのに
僕の方が幸せにできるのに
絶対、絶対できるのに、
なのに君は僕のことを選んではくれない
帰り道、僕の目の前で君は彼奴と幸せになると決めた