貴方が望むのなら、何だってなってあげる
踏み台にも、
引き立て役にも、
全て望むがままに
どうか、自分を糧にして遠くの空まで飛び立ってよ
だからさ、忘れないでね
貴方のことが好きでたまらない人間がいるってことを
いつか、今度は
隣に立てるようになりたい
「勉強しなくても点数いいんだからあんたはいいよね」
貴方に言われた何気ない一言
私を妬むようでも、
私を非難するようでもない
本当に、何気ない言葉だった
私はひたむきに努力できる貴方が羨ましい
努力して努力して努力して
そうやって輝かしいものを掴む貴方がひどく眩しくて
隣にいるのが信じられないくらい、辛かった
発言には注意を払って、行動には制限をかけた
これ以上、隣にいるのが自分じゃなくならないように
私だって、努力できる人になりたかった
小さい頃から何でもできて、努力なんてしてこなかった
そんな自分
だから、いいよね、なんて言わないで
私が余計に惨めに見えるじゃない
久しぶりに会った特別な人
あの子は会っていたのに、私だけが会えなくて
あの子が作ってくれた会えるチャンスは
緊張しすぎて喋れなかった
一人になって気づいたのは
あの子はあの人と連絡がつくんだってことだけだった
それが悲しくて、虚しくて
でも、会えたからそれでいいやって思えた
そうしたら急にもう会えないって言われて
留学に行くんだって
10カ月も会えないんだって
遠かったあなたとの距離にもっと深い谷ができたようで
10カ月、
その間に覚悟を決めておくから
だから、帰ってきたら抱きしめてね
大好きです、特別なあなた
いつか、絶対迎えに行くから
いつか、その手を取ってみせるから
だから、もう少しだけ待っててよね
初めましてはあの教室で
初めて喧嘩したのもあの教室
初めて好きになったのだってあの教室だった
僕の初めてが詰まったあの教室は
あの教室だけは今の僕も受け入れてくれそうだ
あの時のようにあの場所に座って
あの時のようにくだらない話をして
あの時のようにまた、好きになった
あのときと違うのは君の隣に人がいて
あのときと違うのは僕がそこにいないこと
ここに来れば思い出してくれるかなって思ったんだけど
どうやらもう、諦めたほうがいいみたい
ばいばい、さようなら
いつか君がくれた手紙だけを持って
僕は先に逝ってくるよ
僕からのとびっきりの、今世紀最大の愛を君に
いつまでも忘れないでね