#22「君と出逢ってから、私は…」
君と出逢ってから何年か過ぎた
いつも私を助けてくれる君
君はあの手術の日からずっとそばにいる
君と出逢ってから、私は前を向けるようになった
何事にも全力になれた
だから、君にありがとう
また逢える日まで元気で
#21「大地に寝転び雲が流れる」
今日僕は魔法使いになるための試験を受けていた。
かなり前からテスト勉強はしていたものの、合格点には届かなかった。
まっすぐ家には帰らず、家の近くの堤防に来ていた。
全てを放り出したくなったのだ。
前から親には次で受かりなさいと言われていた。
なのに達成できなかった自分が凄く嫌になった。
自殺も考えたがそんな勇気もなかったのだ。
大地と一体化しようと思って寝転んだ。
空を見つめると雲がのんびりと流れていた。
この広い世界の中で僕という存在はただ1人なのだと感じたかった
風が頬を撫で、太陽は優しい光で僕を照らす
また、次の試験に向けて頑張ろうと僕は立ち上がった
#20「優しくしないで」
その顔
その声
その目
その笑顔
その優しさ
すべて俺のものにしたかった
でも君は俺のことを拒否をした
俺じゃダメだと
恋人だと言えないと
だから話す機会があってもこれからは優しくしないでほしい
また、君に惚れてしまうじゃないか
#19「生きる意味」
君は生きる意味について考えたことはあるだろうか
僕は数え切れないほどある
特に辛いことがあったあと等よく考えてしまう
きっと君もそういう経験があるのではないだろうか
そして生きる意味を肯定してくれる人は数少なかった
どうして俺/私は生きているのか
これに対しての答えは僕は分からない
しかしFateでは
「僕らは、意味のために生きるんじゃない。
生きたことに意味を見出すために、生きているんだ。」
(Fate/Grand Order-絶対魔獣戦線バビロニア-
第11話:太陽の神殿 byロマニ・アーキマン)
と答えを出してくれている
これを覚えて僕は生きている
君の心にもこの言葉が支えになりますように
#18「善悪」
人は白黒をつけたがる
白と黒
善と悪
自分にとって良ければ白
自分にとって悪ければ黒
自分と意見が合うならそれは善
自分と意見が違うならそれは悪
それは本当に白(善)なのか
それは本当に黒(悪)なのか
私の信じた1本の道がどちらであろうと
私は意見を否定されようと貫き通したい