ふと、いつも自然と僕の後ろを歩く君。たまには隣を歩くのもいいじゃないかと、君に歩幅を合わせた時に、気づいたんだ。君の背中こんなに小さかったかなと、いつも僕の後ろに居てくれたから、気づくのが遅くなったのか。これからは、ずっと君の隣を歩こう。気づくのが遅れて、ごめんね、僕の大好きな人よ。
君の背中(2/10)
完璧に私のこと知ってる人なんていないから、ある意味、誰も知らない秘密だらけなのかも知れない。遠く....深く....この秘密ごと山の穴にでも埋まってしまえたら....なんてね。
誰も知らない秘密(2/8)
遠く....(2/9)
白って見続けていると何故か眠くなる。私だけだろうか、何も感じず、己の心音、呼吸音、動作音だけが、研ぎ澄まされて聴こえてくるようになる。全てが一色に包まれた静かな夜明けなど、二度寝してくださいと言ってるようなものである。
静かな夜明け(2/7)
I’m going to try and have a heart to heart with him about how I feel.
「彼と私の気持ちについて腹を割って話してみる」
彼女はそう意気込んで、相談をしていた私の部屋を出ていった。友達の私には祈ることしかできないけど、彼女がうまくいくことを私は知っている。だって私は、彼女の努力を一番近くで見ていたのだから、大丈夫、きっとうまくいくよ。
heart to heart(2/6)
何度かアナタのことを、忘れようと頑張るのだけれど、その度に、アナタからの隠された手紙を発見してしまう。ねぇ、いつ隠してたの、やさしくしないでよ、寂しくなるじゃん、夢だったって思わせてよ。花柄の便箋を何枚も見つけるから、まるで花束みたいになってきたよ。アナタからの変わることのない心の永遠の花束。
隠された手紙(2/3)
やさしくしないで(2/4)
永遠の花束(2/5)