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5/4/2024, 2:51:30 AM

なんとなく庭の散策をしていたら、七輪で何かを焼くキミに出くわしてしまったようだ。目が合って30秒ぐらいたっただろうか、ぐぅと私のお腹が鳴く、ため息を吐いた後にキミはその場からいなくなった、と思ったら器を持って帰ってきた。ん、と差し出される器、どうやら二人だけの秘密になりそうだ。

5/3/2024, 1:38:07 AM

絡ませた指先を見て、あんたに大切にされてるのは自分だけだったらいいな、と思ってしまう。だから、優しくしないで、でも、毎日あんたに可愛いって言われたいってのも本音なんだ。我が儘でごめんね。

5/1/2024, 10:48:40 PM

まずは、自分だけの楽園を創るの。カラフルなマーブルチョコ食べながらスケッチブックに理想を描く。

4/30/2024, 12:30:11 AM

風に乗ってくる音は、どう表現したらよいのか。バラバラに考えて料理の様に構築すれば具体的に完成に近づくだろうか。まずは木の音、次に風の音、その次に太鼓や銅拍子や鈴の音、更に人の声、最後にオノマトペを加えて出来上がるのは、遠くの祭りの様子。

木々の枝と枝がぶつかり、パキパキと音を鳴らしながら、風がカラカラと音をたてて通っていく、その中にトンチキリンと祭囃子を思わせる音が聴こえりゃ、人もニコニコ陽気な気分で、ケラケラと声が出る。そんな楽しげな音が風に乗ってやってきた。

4/28/2024, 10:32:22 PM

技術で、刹那を見極める。職人さんはなんて凄いのだろうか。見て、覚えて、継承する。失敗もある、そんな昔からの人の技術も、機械がやればパクりになる。人に何も伝承されないから、難しいところだ。やってることはほぼ同じなのに、職人が丁寧に作るもの、機械が丁寧に量産するもの、どちらが好きかと言われると、感情が入るからやはり人と答えてしまう。その判断も正しいのか私には、まだ早くてわからない。

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