揺れるキャンドル
慌ただしい年末の前にあるクリスマス…子供の頃は、ほとんど見掛けた無かった、電飾や、大きなクリスマスツリー…
綺羅びやかな、夜の景色は、ひとときの安らぎを与えてくれる…
今年のクリスマスも特に予定もなく、一人の部屋で、ろうそくに火を灯して、何となく過ごすのだろう…
毎日見つめる蝋燭の、薄暗い、けど少し安らかな灯りの揺らぎを、いつかは、誰かと一緒に見つめてみたい…そんな願いを、サンタクロースに頼んでみたい…
光の回廊
夕方、山の斜面に、雲間から、夕陽がサーチライトみたいに落ちている…天使の梯子とか聞いた事があった様な…
雲の陰と、鮮やかな夕陽のコントラストが、レンブラントの絵を思わせる…
もしもあの、光の中に溶け込めたなら…今よりも素敵な人生を歩めるだろうか…
日陰でひっそり生きる事を選んでいる…けれど、たまには、誰かの記憶に残る様な自分になりたい…なんて思っていますしまう…
降り積もる想い
この降り積もる雪のように…あなたへの想い、どんどん積もっているのに…
心の中では、どれだけか分からないくらいに、積もっているのに…
積もれば積もる程、あなたとの距離が遠くなるような気がする…
あなたへの想いに埋もれていくわたし…こんなに近くにいるのに…
時を結ぶリボン
どうしたら、あのひとと同じ時間を過ごせるようになるのだろう…
二人三脚のように、時を結ぶリボンでもあればいいのに…そしたら、あのひとの側に、ずっと一緒にいられるのに…
そんな妄想しか出来なくて、現実には、多分、あのひとにとってのわたしは、ただの友達だと思う…
同じ時を紡ぎたい…そう願っているけれど…今は、夢の時間に、想いを馳せるだけ…
手のひらの贈り物
あなたの手のひらには、小さな箱がある…
素敵なその小箱には、あなたの心が詰められている…
その気持ちに、私の心は、舞い上がっている…多分それは、私の夢を叶えてくれる小さなアイテム…このドキドキして落ち着かない気持ちを、どうすればあなたに…