木漏れ日の跡
黄色や、赤くなった木々の隙間から溢れてくる陽の光…夏に比べて、柔らかく、何処か弱々しい…
そんな、秋の落としものが、地面で儚く揺れている…落ち葉の上を、チラチラ照らしながら…
少し冷たい秋の風は、その木漏れ日の隙間を、通り抜けて行く…
物憂げな青空の光は、ちょと物悲しい気がする…
祈りの果て
あなただけを思い乍ら、ずっと祈っているよ…どんな時にだって…
今のわたしには、ただ、祈ることしか出来なくて…遠い場所に、行ってしまったあなた…
自分勝手で、思うままに生きるあなたは、今回もさっさと飛び出して…
ねぇ、分かるかな、この複雑な思い…
何でそんなに、勝手に、しかも何も言わずに…
せめて、この祈り位は届いて欲しい…
心の迷路
どうしたらいいんだろう…焦りばかりで、身体が動かない…
あれもこれもって、目の前では、溢れ返っているのに…
焦るばかりで、でも、本当は、答えは出ている…ただ躊躇しているだけ…先にある、モヤモヤした不安に怯えているだけ…
寂しくて
兎に角、今は、あなたが恋しい…初冬の冷たい風もそうだし、あなたの温もりが、欲しくなる…
この、何となく寂しい感じは、なんなのだろう…何かが、欠けているのだろうけれど、それが何なのか分からない…
日毎に短くなる、陽射しの所為か、それとも、あなたのいない寂しさなのかな…
この冬、何か寂しい…
透明な羽根
宗教画に出てくる天使は、真っ白な翼を身に着けていて、空を飛んだり、人々を見守っている…
わたしにも、あんな翼が欲しい…できれば、透明な翼なら、誰にも知られずに、空を飛べるのに…
この息苦しい今から、少しでも逃れたい…現実逃避と思われてもいい…誰もいない、一人きりになる場所に自由に行きたい…
自慢とかそう言う他人からの評価が欲しい為の翼ではなく、自分だけの居場所を探す為の翼が欲しい…