靴紐
不器用なわたしは、靴紐が上手く結べない…何回結び直しても、直ぐ解けてしまう…きつく結んでいるのに…
まるで、そんなわたしを、嘲笑うかのように、前に進む度に、緩んでしまう…
なんだか、わたしの未来が、何度もリセットされそうな予感で、嫌な事ばかり考えてしまう…もしも、あなたとの関係も、解けてしまうのなら…
小さい事に、どんどん気を取られてしまう…負けないように、また、靴紐を結び直した…
答えは、まだ
何故だろう…答えは、決まっている筈なのに…少し躊躇して…
やっと出逢えたあなたと、これからもずっと一緒に居たいって…この気持ちに、自信はあるのに…
ちょっとだけ、不安もある…運命の出逢いだって信じてるけど、わたしが、こんなに幸せになれてもいいのかな…ただの夢かも知れない…
でも、あなたとなら、きっと幸せになれる…その気持ちに、嘘はない…でも…ちょっとだけ、答えを出すのは…
センチメンタル・ジャーニ
何故か、一人旅になっている…本当なら、あなたと2人での、旅行の筈だったのに…
ずっと前から、約束して計画して、凄く愉しみにしていたのに…
この間、たまたま見かけたあなたの横には、知らない誰かが寄り添っていて…
もう、それだけで、全てが信じられなくなって…あなたの部屋の合鍵を、ポストに戻して、一人で旅に出てきた…何度も、あなたからの通信記録が来るけれど、それを観るのが怖くて…
空白
何故だろう…きみを憶えているのに、さよならした前後の記憶が、抜け落ちている…何が原因で別れたのか…
長い間、きみに片想いして、やっと想いを告げて、付き合えたのに…一緒にいるのが楽しくて、ずっとこのまま時が止まればいいのにって、ずっと願っていた…その位、きみとの時間が何よりも大事だったから…
それなのに、いつの間にか、きみとの時間が終わっていた…今でも、きみが浮かんでくるたび、あの空白に何があったのか、どうしても、想い出せなくて…
台風が過ぎ去って
あなたが居なくなって、漸く日常が戻ってきた筈だったのに…
何時だって、あなたに振り回されて、不安と猜疑心に苛まれてもう、嫌でしょうがなかった…
漸く何処に行ったあなたから、解放されて、やっと青空を仰げるって、そう思っていたのに…
あれだけ掻き回されたのに、過ぎ去って、ほっとするより、何か足りない…もう一度、あなたに振り回されてみたい…