なぜ泣くの?と聞かれたから
いいじゃない…泣きたい時だってあるんだから…理由なんて、そんなの、君の所為に決まってる…君も、解っているでしょう…
君が、何時でも、唐突過ぎて、上手く言葉で返せないだけ…
ズルいよ、何時も一方的に…今だって、私の気持ち知っているくせに、突然言ってくるんだから…だから、天然だって言われるんだよ…
君が、バカ過ぎるから…
足音
コツコツ聞こえてくる足音…少しクセのある、大好きなあなたが歩いてくるのが分かる…
あなたに出会う前には、足音なんて気にしていなかったし、聞いてもいなかったのに…
あなたと知り合ってから、他の足音とあなたの足音が違うのに気が付いて、そのうち、体調や気分で、違う事にも気が付いて…
あなたの足音を聞くたびに、あなたに出逢えた幸せを、感じている…
終わらない夏
あなたと初めて過ごす夏は…お金がなくて、旅行や遠出がなかなかいけなくて、殆どお家デートや、ショッピングモールのウインドーショッピング…
本当は、海に行ったり、遊園地なんかに一緒に行きたいけれど…でも、あなたと、暑いねって言いながら、抱き合ったり、ゴロゴロしたりマッタリ過ごす時間も、嫌じゃない…
2人だけの世界も、2人だけの秘密の夏みたいで、このまま、ずっと夏が続けばいいのに、って密かに思ってしまう…
遠くの空へ
あの空を飛べたなら…なんて、妄想したり…星空を見上げて、ギリシャ神話の星座を探したり…
空は、色々な想像をさせてくれたり、時には、自分だけのスクリーンになったり…空は、無限の物語を紡いでくれる…
そして、私の心のモヤモヤも、時折、吸い込んでくれる…ドロドロした、汚い私の心を吸い込んでくれるのに、まるで何事も無かったように、青く澄んだ空は、すましている…遠い手の届かない何でも包み込んでくれるこの青空みたいに…私の心もなれたらいいな…
!マークじゃ足りない感情
えっ…なに…なんて…あなたからの突然の言葉に、頭の中は凄く色々な情報が交錯して、処理が追い付かない…
そんな、突然に告げられても…でも、嫌なんじゃない…寧ろ、凄く嬉しい位なのに…
言葉の意味は、理解出来る…でも、感情がそれに絡まると、日々のあなたの仕草や接し方が、浮かんで、ぐちゃぐちゃにこんがらがって、訳が分からなくなる…
唐突な告白に、!がいくつも交錯して…