夏の気配
梅雨明けを告げるテレビの気象予報士…
今年の梅雨は、大雨もあったけれど、晴れの日が多かった気がする…早くから夏の暑さを予感させる雰囲気だった…
そんなことを思い乍ら、空を見上げると、青空が広がり、心なしか、雲も、夏の雰囲気を出している…
ジリジリした、あの夏の陽射しに、今年もまた、攻められると思うと、うんざりするけれど、夏祭りだの花火も、矢っ張り捨てがたい…
まだ見ぬ世界に!
ワクワクドキドキ…初めての一歩は、何時でも少し怖くて、期待も混じっている…
出来るだけ、平穏で、変化の無い毎日に、安心しているけど、たまに、予期出来ない事が、紛れ混んでくる…
知人からの誘いや、周りとの付き合いで、予定外の事が起きると、躊躇してしまう…
けど、滅多に無い、些細な出来事は、日常とは違う世界との出会いである事がある…知らない世界への入口みたいに…
最後の声
さよなら、また明日ね…そう交わしたあの日から、どれ程季節が過ぎただろう…
何時ものように、交わしただけのさよならなのに…
それが、最後に交わした君との会話…突然終わりを迎えた君との物語…未だに受け止められない…
小さな愛
君にこの気持ち…届けられたら…そう、思い始めてから、どれ程経ったろう…
何時も君には、色々偉そうに言うのに、君への想いは、言葉に出来なくて…
君が、誰かと話していたり、誰かと一緒にいる姿をみると、落ち着かないのに、この気持ちを、どうしても伝えられずに…そんな自分が堪らなく…
空はこんなにも
六月の空は、どんよりした暗い重苦しい雲で覆われている…気が滅入る事が多いけれど、きみの笑顔は、そんな気分を、優しく包んでくれる…
この空ときみの笑顔のギャップは、わたしの心をどれ程に、困惑させて、憂鬱な毎日を、楽しくしてくれるのだろう…
きみからの、この、晴れやかな笑顔が、梅雨空をも、幸せな空に変えてくれるのが、まるで魔法のような、幸せを取り出すマジックみたい…