夢見る少女のように
キラキラしたきみの瞳…あどけない少女みたいに、何時もお喋りが止まらない…お喋りしながら百面相みたいに、コロコロ変わる表情が可愛くて、見ているだけで、幸せになれる…
他のことをしていて、話を聞き逃すと、頬を膨らませてプンプンっていいながら、スリスリするきみが愛おしい…
まだまだ夢見る少女みたいな、そんなきみが大好き…
さあ行こう
一歩を踏み出して…そう言って君は、私に手を差し伸べる…この場所から進むのが少し怖くて、躊躇い勝ちな私…
いつまでもここにいても何も変わらないって、わかってるつもりだけど…
でも、この居心地のいい場所から、飛び出す勇気が出ない…君となら行けそうなのに、不安ばかりが浮かんでしまう…
一歩踏み出す勇気が欲しい…
水たまりに映る空
雨上がりの田舎道には、所々水溜まりが出来る…足元に気を付けながら、ゆっくり歩いて行く…
その水溜まりには、鏡のように、梅雨の晴れ間が映っている…久しぶりの青空は、眩しくて、葉っぱに宿る雫もキラキラして眩しい…
束の間の梅雨の晴れ間にホッとするひと時…地面に映る小さな空は、屹度何処までも広がるのだろう…
恋か、愛か、それとも
神様、この気持ち、この感じは、なんなのでしょう…切なくて、苦しくて、ドキドキしたり、急に悲しくなったり、嬉しくなったり…
何時も不安定な感情で、あのひとを見る度に、心ざわめく毎日…今迄感じたことのないこの気持ちは、上手く言葉に出来なくて…
好きなのか、憧憬なのか、何か別の気持ちなのか…悶々としながら、あのひとを追いかける日々…
約束だよ
ねぇ、今度会うときに、お互い独り身なら、結婚しようよ…そう笑いながらあなたが言ったよね…子供の頃からずっと腐れ縁で、一緒に過ごして来た私たち…
高校迄はずっと一緒にいるのが当たり前で、殆ど毎日、喧嘩したり、寄り道したり、遅く迄遊んだり…
数年振りのクラス会で再開したあなたは、随分大人びていたけれど、矢っ張りあの笑顔はそのままで…その時に交わしたあの約束…
それから3年目の今日、あなたに逢える…勿論、私には、付き合っているひとは居なくて、だって、ずっとあなたを待っていたから…十数年の片想い、やっと両想いに…