多田野一人

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5/15/2025, 2:55:46 PM

光輝け、闇の中に
久しぶりの闇夜に、いい知れぬ怖さを感じる…何時もなら、星明かりや、家々から溢れてくる明かりや車の照明で、何となくホッとする自分がいた…
それが、森の中で迷い夜を迎えた…暗闇の中で、かさこそ聞こえる落ち葉の音や動物の鳴き声、風の音…何処から聞こえるのか分からない恐怖…
せめて月明かりか星明かりでもあれば…漆黒の闇は、私の心を侵食してくる…

5/14/2025, 3:15:39 PM

酸素
大きく息を吸い込むと、柔らかな草の匂いと、優しい春の空気が身体に染み込んでくる…
春の息吹が満ちているこの野原にいると、日常の苛々や悩みが忘れられる…新緑と青空と春風が汚れきった心と瞳を癒してくれる…
名も知れない野の花に、話し掛けたくなるひと時が、此処にはある…

5/13/2025, 2:28:04 PM

記憶の海
時折何の脈略も無く、古い記憶が蘇り、びっくりすることがある…それは幼児の頃だったり、就職直後の事だったり、中学生の時の放課後だったりする…どれも唐突で、短くて、でもくっきりと現れる…
新しい事は記憶できないのに、古い記憶だけが、沸々と湧いて来る…それは、海の様なだだっ広い感じなのか、引き出しみたいな感じなのか、記憶が眠る様子が気になる時がある…

5/12/2025, 3:18:31 PM

ただ君だけ
私の瞳には、君だけしか映らない…他のひとではどうしても好きになれない…君だけしか見えない…
君より優しくて素敵なひとは、沢山いるのに、どうしても君しか…わかってる、君は私のことなんて見えていないこと…それでも君しか見えないから…多分、どんなに時を経ても、君を忘れるなんてあり得ないほど、君を想っている…

5/11/2025, 2:55:02 PM

未来への船
もし未来に行ける船があるなら乗ってみたい…出来ることならあなたと一緒に乗って行きたい…
屹度あなたと同じ未来を進んでいると信じたいから…そして二人の未来がどうなっているのか知りたいから… 
でも違う未来なら見たくない…二人の未来しか知りたくないから…

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