ふとした瞬間
何気に視線を向けると、あのひとと視線が合ってしまう…ただの偶然だから、決して足音聞いてとか、気配を感じたなんてそんな見え透いた理由で、視線を向けたりしないなんて言えない…
あなたへの想いが強過ぎてレーダーが反応してしまうなんて、恥ずかしくて言えないから…
どんなに離れていても
あなたが遠くに行ってしまう…その話を聞いた時、全てが崩れてしまう気がした…ずっと一緒にいるのが当たり前で、これから先もずっと一緒だって想っていたから…
でも、あなたを想う気持ちは、誰よりも強い自信はあるし、あなたがいるから今迄頑張れたから…どんなに離れていても、二人なら大丈夫…そう感じるから、屹度乗り越えられる…
巡り合い
禍福は糾える縄の如しとかいうけれど、人の出会いもそうかも知れない…誰かとの別れのあとには、不思議と新しい人との出会いがある…
いろんな場所で色々な出会いがあるけれど、人付き合いが苦手な私には、面倒で億劫な感じがする…でもその中で、素敵な出会いが待っている事もある…運命なのか偶然なのかわからないけれど、巡り合いの不思議な魅力も捨てがたい…
どこへ行こう
春の陽射しに誘われて、何となく家を出た…取敢えず近くにある公園に向かい、ブランコに乗ってみる…
小さく揺らし乍ら、青空を見上げる…頬を過ぎる風が心地良くて、段々とブランコの振れも大きくなってくる…
それと共に、青空と咲き誇る蒲公英の鮮やかな黄色が交互に広がる…このまま、青空に吸い込まれそうな気持ちになる…
揺れるブランコに乗ったまま、何処迄も行けそうな…
BIG love!
この世界で、あなたが一番大好き…心の中でなら、そう叫ぶ事が出来るのに、あなたの前では、目を合わせる事すら出来ない…
こんなに近くにいて、こんなに想っているのに、いざとなると、声も出せない…意気地なしの自分が、情けなくて、惨めになる…
ラブストーリーの主人公みたいに、甘く幸せな時間を過ごしてみたいのに…
真夜中の独りぼっちの部屋で、あなたを想い乍ら、今夜もまた…