大好き
この気持ち…もう、抑え切れない…あなたが好き…外の誰かなんて、どうでもいい、今はいや、これから先ずっと、あなたが好き…
あなたに、この想いを伝えて、受け入れて貰えて、もう、何もいらない…ただ、あなたがいればいい…全てのものから、あなたを守りたい…
朝から夜まで、あなたの事だけで、胸がいっぱいで、外の事が考えられない…どんどん、この想いに溺れて行くのが、夢みたいで、ずっとこのまま、時間が止まって欲しい…
叶わぬ夢
大富豪になりたい…異性からモテたい…旅行に行きたい…色々あるけど、なかなか叶わないし、ただの欲張りなだけ…
わかっている…ただの夢見るだけの夢なんて、叶わないこと…夢の為には、それなりの日々を過ごすこと…いつも、出来ないことを並べて、言い訳にしていること…
でも、幾つか叶った夢もある…他人にとっては、当たり前のことかも知れないけれど…それも、諦めていた夢の幾つか…平凡な、ささやかな日常を、それなりに送ること…
花の香りと共に
ぼちぼち、日も延びてきて、チラチラ花の便りも届き始めて…
山茶花から、椿や梅に変わって来た…風も、光も和らいで、春の匂いが、鼻孔を擽る…
目に映る景色に、どことなくホッとし始めるこの季節が…微かに薫るこの風を、どれ程待ち侘びていただろう…
心のざわめき
あなたを見るたび、何気に落ち着かない…もちろん、あなたへの気持ちで、心が落ち着かないものはあるけれど…それより、私以外の人と、一緒に居ることが、凄く不安になる…
漸く、あなたに辿りついて、2人での世界を作るスタート地点なのに、外の誰かの影がチラチラするのが不安で…
この心のざわめき、自分の勝手な不安だって思うのに、どうしてもやめられない…
君を探して
この出逢いは、絶対に運命だと思う…長い時間を超えての再会を、運命以外の言葉では、言えないと思うから…
最初の出会いは、小学生の時、同じクラスメイトだったね…その時には、たまに会話するくらいだったけれど、そのうち、一緒に下校したり、公園で遊んだりしたね…
中学生になって、2年生になる頃、急に、君の姿を見なくなった…後で、家庭の事情で、遠くに引っ越したって聞いた…まだ、携帯電話なんて無かった時代、もう、連絡の手段なんて無くて、淋しく思い乍ら、心の中に、しまっておいた…
そして、あれから、諦められ無くて、何となく、友達を辿り乍ら、君を探していたよ…でも、矢っ張り難しくて、何時の間にか、大人になって、そろそろ諦め掛けた時…
たまたま訪ねた、取引先で名刺交換したのが、君だった…こんな偶然…これがただの偶然だけじゃ済まない気がする…