多田野一人

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3/14/2025, 3:33:37 PM

君を探して
この出逢いは、絶対に運命だと思う…長い時間を超えての再会を、運命以外の言葉では、言えないと思うから…
最初の出会いは、小学生の時、同じクラスメイトだったね…その時には、たまに会話するくらいだったけれど、そのうち、一緒に下校したり、公園で遊んだりしたね…
中学生になって、2年生になる頃、急に、君の姿を見なくなった…後で、家庭の事情で、遠くに引っ越したって聞いた…まだ、携帯電話なんて無かった時代、もう、連絡の手段なんて無くて、淋しく思い乍ら、心の中に、しまっておいた…
そして、あれから、諦められ無くて、何となく、友達を辿り乍ら、君を探していたよ…でも、矢っ張り難しくて、何時の間にか、大人になって、そろそろ諦め掛けた時…
たまたま訪ねた、取引先で名刺交換したのが、君だった…こんな偶然…これがただの偶然だけじゃ済まない気がする…

3/13/2025, 2:54:27 PM

透明
見上げると、春の青空が、広がっている…少しずつ、視線を落とすと、霞の掛かる山並み、足元には、枯れ草に紛れて、緑の葉っぱが、見えている… 
一月前からすると、だいぶ柔らかくなった陽射しが、心なし、暖かく感じる…まだ、時折吹く風は、何処か冷たいけれど…
冷たく澄んだ青空が、少しだけ、白く薄らいできて、春の陽気が段々と拡がりゆく予兆が…

3/12/2025, 2:05:54 PM

終わり、また初まる
もう絶対、恋なんてしない、人を好きにならない…あなたのこと、凄く好きで、屹度、あなたと、一生一緒だって、思っていた…あなた以外の異性なんて、全然視界に無かったし、気持ちも、向かなかった…
なのに、いつの間にか、すれ違いが重なって、気持ちも、段々と冷めてしまっていた…そして、何となく、さよならして…そして、急に、色々な想い出が溢れてきて、凄く、後悔して、でも、今のあなたとは、矢っ張り気持ちがずれていて…
そんな時に、君と、出逢って…いや、本当は、何時も近くにいて、相談相手で、仲良しの友達…だった筈なのに、気が付いたら、君を探す毎日…あんなに、もう、誰とも付き合わないって、決めていた筈なのに…

3/11/2025, 3:11:50 PM


夜空に散らばる星々が、本当は、昼間も空にある…そう知った時、凄くびっくりした…ずっと、夜になると、何処かから現れて、朝には、消えてしまう…って思っていたから…
昼間は、太陽の光の所為で見えないだけだけ、と知った時、太陽も、星の仲間なのに、どうして…なんて思ったりした…
其れから、何十年と過ぎて、そんな、夜だけしか見えない星々に、願い事をする自分に、何となく矛盾していると思い乍ら、矢っ張り、懲りずに、お願いしている…

3/10/2025, 2:54:57 PM

願が1つ叶うならば
あれもしたいし、こうなりたい…願い事なんて、誰にも負けない位、沢山ある…欲張り過ぎて、何一つ叶ってはいない…
でも、ひとつだけ、絶対に叶えたい事がある…それは、まだ心に秘めているだけだけれど…神様と、私だけの秘密…
日毎に強くなる、この想い…屹度、叶えたい…

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