多田野一人

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2/28/2025, 3:42:01 PM

あの日の温もり
1人ぼっちの、あの夜…誰にも会いたく無くて、夜の公園のベンチで、星空を見ていた…毎日が辛くて、このまま消えてしまいたい…そんなことばかり、考えていた…
そんな私に、優しく声を掛けてくれたあなた…
はい…
一言だけ言って、温かいコーヒーを差し出してきたね…そして、私の手を、優しく包んでくれた…
其れが、凄く嬉しくて、思わず、泪が溢れて…寒い夜なのに、あなたの温もりが、全てを抱きしめてくれたね…
ありがとう
今でも、あの温もり、この手に残っているよ…

2/27/2025, 2:56:10 PM

cute!
羨ましい…なんで、あの人は、あんなに可愛いのだろう…それに比べて、地味すぎる私…あの人の前では、余計に霞んでしまう…
でも、君への想いは、絶対に譲れない…君だけは、他の誰かになんて、とられたくない…君の隣に並ぶのは、私だから…
あの人の可愛い姿には、追い付けないけれど、この気持ちだけは、絶対に負けない…

2/26/2025, 3:27:25 PM

記録
段ボールに詰め込んだ、古い大学ノート…中学生の頃から、二十歳過ぎ迄、書いていた日記…
中学生の頃、たまたま図書館で出会った、闘病や自死した人たちの日記の本に、何気に触発されて、書き始めた…自分日記なので、大した記載も無く、ただ日々の事を、記録しただけの内容ばかり…
読み返すと、ただ恥ずかしいだけで…でも、忘れていた事を、思い出すきっかけにもなり、少しだけ、懐かしい時間を取り戻した気分になれる…ちょっとした、自分だけの記録…

2/25/2025, 3:06:34 PM

さぁ冒険だ!
この道を行くんだ…そう思い乍ら、だだっ広い草原に立つ…風にそよぐススキが波打ち、遠くに見える山々の連なり…
所々にある、獣道以外には、道なんて無くて、自分で歩いて行くしかない…なんだか、地図のない冒険みたい…1人で、五感を研ぎ澄ませて、この先に待って入れくれる、あの人に辿り着く迄…

2/24/2025, 3:05:20 PM

1輪の花
控えめで、奥ゆかしい香りの、白梅一輪…毎年、冬は、枯れたようになる、一本の老梅…
毎回見かける、その梅に、小さな蕾が目立ち始めた…未だ固く閉じた姿は、よく見ないと、気付かない位だけれど…
去年も、一輪目の梅花は、凛とし乍ら淋し気で、色の無い、池の畔に、静かに彩りを添えていた…
そのうち、今年も、また、そんな愛おしい白い姿が、春の便りを、呼び寄せるだろう…

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