1輪の花控えめで、奥ゆかしい香りの、白梅一輪…毎年、冬は、枯れたようになる、一本の老梅…毎回見かける、その梅に、小さな蕾が目立ち始めた…未だ固く閉じた姿は、よく見ないと、気付かない位だけれど…去年も、一輪目の梅花は、凛とし乍ら淋し気で、色の無い、池の畔に、静かに彩りを添えていた…そのうち、今年も、また、そんな愛おしい白い姿が、春の便りを、呼び寄せるだろう…
2/24/2025, 3:05:20 PM