多田野一人

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1/13/2025, 2:35:43 PM

まだ見ぬ景色
この道は、何処に…
あなたと並んで、歩き出すこの道…振り返ると、あなたと出逢った時や初めて言葉を交わした時、あなたに好意を抱き始めた頃…そんな想い出が、点々と見える…漸くこうして、あなたと同じ道のスタートラインに立つ事が出来て…
何となく描いた未来は見えるけれど、不安や戸惑いでこの先が見えない…
どんな景色が拡がるのか、これから歩む、2人だけのこの道…

1/12/2025, 3:09:05 PM

あの夢のづつきを
まるで、夢の様な一時…ずっと片想いしていたあなたと、並んで歩いた帰り道…ただ並んで歩くだけで、お喋りが無くても、歩道に伸びる並んだ影が視界に入るだけで、口元が緩んでしまう…
そんな、夢の時間も、何時までもは続かない…あの、交差点で、終わってしまう…その先にも、この夢の続きがあればいいのに…

1/11/2025, 3:25:45 PM

あたたかいね
周りには、所々に残る雪と、茶色の景色と、肌を刺す北風…
そんな真冬の青空の下、2人並んだ公園のベンチ…頬を過ぎる風は冷たいけれどあなたの隣は、こんなにも、暖かくて…初めて迎える、あなたと過ごす冬…寒がりな私は、冬が苦手で、厭う季節だったけれど、あなたと迎えたこの寒い空間が、こんなに温かく、幸せだなんて…

1/10/2025, 2:41:25 PM

未来への鍵
未来…子供の頃、早く大人になって、カッコよくなって、結婚して、家族で仲良く楽しく、暮らしたい…そんな未来を、何となく想い描いていた…
テレビや本で垣間見る未来は、ずっと豊かで、快適な世界に思えた…
そんな素敵な未来が、成長するにつれ、少しづつ色褪せてきた…どうにもならない見えない壁や、自分自身への諦めや、ぶつけどころのない、怒りや哀しみ…
言い訳だけが膨らんで、同時に、萎む未来や夢…
そして、人生の折り返しを過ぎて、益々見えない自分の未来…
そして、学んだのは、与えられるのではなく、強い信念で拓いてゆくのが未来…残された時間、どんな未来を迎えるのだろう…

1/9/2025, 3:13:13 PM

星のかけら
南の島には、星の形の砂があるらしい…私の手には、届かないあの星の欠片が、足元にあるなんて…
もしも…その星の欠片に出逢えたら、私の願いが希うのだろうか…あの人の隣で、肩寄せ合い乍ら、満天の星空を見つめたり…同じベッドで、同じ時を過ごせるのだろうか…

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