多田野一人

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10/20/2024, 3:08:38 PM

始まりはいつも
恋の始まりは、いつも突然だと…初恋は、何時も一緒にいたあの人…ただの友達だったのに、気が付くと、恋、していた…気の合う普通の友達が、いつの間にか、異性に変わっていた…其れまで、手を繋いだり、肩を組んだりしていたのに、少しづつ、意識し始めていた…
あの人の、何気ない仕草に、ドキドキして、胸が苦しくなって…
何か判らないけれど、恋は突然やって来る…

10/19/2024, 3:49:05 PM

すれ違い
何時からだろうね…
あんなに、一緒に過ごす事が、当たり前の事だったのに…
気が付くと、お互いに、何となく、距離を置くようになっていた…特別、喧嘩した訳でも、別に好きな相手が見つかった訳でも無いのに…同じテレビを見ているのに、一緒にいる感覚も無くて、ただ、同じ空間にいるだけ…
本当は、もっと近くで、もっと抱き合っていたい…この、気持の距離を、早く無くしたい…

10/17/2024, 3:14:01 PM

忘れたくても忘れられない
あれは、屹度夢の中の出来事だから…早く忘れないと…なのに…
あなたとの想い出が、沸々と湧き上がる…小銭入れを失くして、困っていた時に、見ず知らずの私の為に一緒に探してくれた時の優しい言葉、初めてのデートでの気遣い、寝込んだ時のさり気ないお見舞い…
そんなひとつひとつの出来事が、忘れたいのに、一人の時に、走馬灯の様に浮かんでくる…
誰にでも優しい人だって判ってるし、私になんて…って知っている…けれど…
忘れられない…何時でも、あなたを探す私だから…

10/16/2024, 2:13:57 PM

やわらかな光
少しづつ秋の足音が、聞こえ始めた…残暑も、まだまだ続くけれど、陽射しが、幾分か、柔らかくなった気がする…
真夏の頃は、肌が痛い程に強い陽射しが、恨めしく思っていた…
それが、そよぐ風が、涼しくなり、木々の葉っぱも、少しづつ色付き始めた…
この、季節の風と光りが、優しく柔らかく、心地よいから好き…

10/15/2024, 3:07:46 PM

鋭い眼差し
心の奥底迄覗かれそうな…穏和な顔で、私を心配してくれる…其れなのに、あなたの瞳は、何処迄も探るような感じがする…
何時も、小さな出来事で、不安になる私は、直ぐに、あなたに頼ってしまう…その度に、言葉だけではなくて、心にも、寄り添ってくれる…そう、今日みたいに、私自身が気付かない、心の中の小さな棘迄、見つけてくれる…

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