多田野一人

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10/14/2024, 2:19:43 PM

高く高く
秋の空は、高く感じる…空は、夏と変わらない筈なのに…
突き抜けたその先には、宇宙が広がっているんだろうな…翼があれば、この、青空を突き抜けてみたい…自由で、遮る物が無い、この高く何処迄も続く青空を、果てる迄、飛んでみたい…空に浮かぶ雲も、突き抜けてみたい…そして、高い空から、世界を見下ろして…

10/13/2024, 3:01:34 PM

子供のように
無邪気な笑顔が好き…
気まぐれで自由で
自分勝手で…

何時でも、私を振り回してその度に、心が、壊れそうになる…
でも、そんなあなたが、愛おしくて、どんどん、のめり込む…
子供みたいな、あなたに、ドキドキする胸が、止まらない…

10/12/2024, 3:11:35 PM

放課後
中学生や高校生の頃は、帰宅部で、図書委員をしていた…ホームルームが終わると、さっさと図書室に移動して、下校チャイムが過ぎても、居残っていた…特に、中学校の図書室は、木造の平屋の教室2つ分あり、本の黴臭いや、西陽で舞い散る埃の感じが、落ち着いて…
そんな、穏やかな放課後が、今でも心の支えになっている…

10/11/2024, 2:57:06 PM

カーテン
通っていた小学校は、明治の学校制度が始まった頃からある学校で、三年生迄、木造校舎だった…体育館も無く、木造の講堂で、壁には、郷土の偉人の肖像が飾られていた…
その講堂では、映画会と、簡単な音楽会があり、毎回、黒いカーテンが引かれていた…カーテンは、所々穴開きで、生地も薄くなっていて、陽射しが溢れていた…冬の寒い時は、そのカーテンにくるまっていた…かび臭くて、埃っぽいカーテンだったけれど、何となく居心地の良いカーテンだった…
高学年になる頃には、取り壊されて、体育館に変わったけれど、あの、古臭いカーテンが、何気に、恋しいと思いながら…

10/10/2024, 2:48:09 PM

涙の理由
何故だろう…涙が止まらない…ずっと我慢していたのに、一度出てしまうと止まらない事に気付いた…
こんなに、涙流すなんて、何年振りだろう…大人になって、だいぶ経つのに、子供みたいで、恥ずかしい…でも、急な理由で、あなたと会えなくなった…別に、さよならでも、長く会えない訳でも無いけれど…
会えない時間が、少しでも延びることが、こんなに辛いなんて、思ってもみなくて…あなたと逢いたい…あなたに、触れていたい…あなたと、少しでも長く、同じ時間を過ごしたい…

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