多田野一人

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7/16/2024, 2:40:59 PM

空を見上げて
久しぶりに、夕焼けを見た
まだ、雨雲の残るその下に、眩しい夕陽が輝いている…その眩しい夕陽が、辺に漂う雲に、反射して、息を呑む美しさに、言葉を忘れた…ゆっくり沈んでゆく夕陽と、オレンジに輝く雲と、雲の切れ間に覗く青空
何気ない夕方の一コマだけれど、此の自然の織りなす美しさに、ちっぽけな自分の悩みが、少しだけ、可愛く思えた…

7/15/2024, 2:32:49 PM

終わりにしよう
もう、そろそろ…あなたの声が、苦しそうに、聞こえる…何となく予想していていたけれど、聞こえないふりをしていた…そうなることを、遠い先の事に無意識に避けていた…
後ろ指刺される関係ではないけれど、でも、叶わない関係なのは、最初からわかっていたつもり…あなたと私では、住む世界も違うし、不釣り合いなのも、理解していた…
でも、私は、ずっと本気だったし、この想いは、ずっと変わらない…けれど、あなたを苦しめているのも、心苦しい…どうにか、此の儘…

7/14/2024, 2:56:13 PM

手を取り合って
初めて、手を繋いだ時に、君の手が柔らかくて、意外と小さくて思わず、君の顔を見てしまった…すると、君の眼差しと重なる…
あなたの手、大きくて、硬くて、暖かいね…
そんな君の呟きが、僕の耳の中で、何度も反響して…女の子と手を繫ぐなんて、中学のフォークダンス以来で、それも、指先を合わせるぐらいしかなくて、ドキドキして、恥ずかしくて、手汗掻いてないか、ちょっと気になった…
でも、君の手の感触が心地よくて、嬉しくて、この時間が永遠に続いて欲しいと思った…
其れから、何となく手を繋ぐのが、普通になって、指を絡ませて、恋人繋ぎになって…これからも、ずっと君と手を繋いでいたい…って、思う毎日…

7/13/2024, 2:10:14 PM

優越感、劣等感
何か得意なものってあったかな…家事は出来ないし、特別なスキルも無いし、なんなら、ノートの罫線を定規をあててもきれいになぞれないし、コンパス使っても円がいびつになる…
こうして見ると、劣等感しか無い…でも、この、同仕様も無いこの不器用が、誰にも負けない、優越感かも知れない…

7/12/2024, 2:13:30 PM

これまでずっと
君と出逢ったのは、中学の時…もともと友達の少ない私に、優しく声掛けてくれたね…
何時も、学校の片隅で、過ごしていたから、最初は、気紛れかと思っていたら…君の優しい気遣いに、段々惹かれる自分に気付いた…何時も、さり気なく近くに居て、話を聞いてくれたり、時には、手を差し伸べてくれたり…そんな些細な出来事の一つ一つが、私を支えてくれた…
だから…あの日から、ずっと、この想い温めてきた…今日は…だから…君に、伝えてたい…

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