多田野一人

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7/3/2024, 2:24:03 PM

この道の先に
この先は、何処に行くのだろう…カーナビにも出てこない…
これから、あなたと二人で進む道は、どんな道程になるのだろう…私の歩んできた、細い道は、曲りくねって、デコボコで、暗い隧道の連続だった…幾つ目かの隧道を抜けて、あなたの道と重なって、これから、二人で探り乍ら、新しい道を築いて行く…不安と希望が入り混じるこれからの道…

7/2/2024, 2:44:46 PM

日差し
雲の切れ間から覗く青空…その青空からは、眩しい光が零れてくる…天使の梯子とか聞いたことがあるけれど…
本当に、貴い何かが舞い降りて来そうな、そんな光の筋に、何となく目が離せない…そして、願い事してみたくなる…勿論、其れは、あなたともっと親密になれます様に、って…

7/1/2024, 2:22:59 PM

窓越に見えるのは
窓の向こうの空には、どんよりとした雨雲が拡がり、木々は大きく揺れて、窓には、大粒の雨粒が叩き付けてくる…庭には、所々水溜りが出来て、波紋と風で水飛沫がたっている…
月替りの朔、まだ暫くは続きそうな梅雨…降り続く雨に、うんざりし乍ら、いつ果てるとも知れない雨模様を、ただ黙って見つめるだけ…

6/30/2024, 3:03:35 PM

赤い糸
私の小指と、何処かにいる誰かの小指は、赤い糸で繋がっているらしい…運命の人で、二人出逢って、幸せになる…
まだ幼かった頃、高校生が主人公のアニメで見ていた物語…まだまだ恋愛なんてよく判らないのに、毎回ドキドキし乍ら、楽しみにしていた…
其れから、思春期になり、身近な先輩に、ドキドキしたり、同じクラスのひとの仕草にキュンとなったり…でも、あのアニメの様に、特別な誰かとは、なかなか出逢えない…何度も、片想いを繰り返しては、周りのカップルが輝いて見えて、自分だけが取り残されて、惨めに思えた…
そして、今…とずっと一緒にいたいと思える、あの人と出逢えた…今迄とは違う何かを感じる…遠い昔から繋がっている様な、不思議なこの感覚…あの人も、そう感じていて欲しい…

6/29/2024, 2:56:48 PM

入道雲
空高く湧き上がる白雲…
何処迄も続く青海原と、眩しい夏陽が輝やく空…
青と白のコントラストに、火傷しそうな砂浜に、あなたと二人で、足跡をつけて行く…振り返ると、二人の足跡は、波で所々消えている…クネクネ曲がっていたり、よろけて重なったり…去年の夏は、独りぼっちの夏の海だったけど、今年は、素敵なあなたと二人で遊ぶ波打ち際は、迚も楽しくて、永遠に続いて欲しいって、神様にお願いする…私達と、この時間を優しく見守って欲しい、あの夏雲に…

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