多田野一人

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6/26/2024, 3:16:24 PM

君と最後に会った日
あれから、どれくらい経ったのかな…何だか、遠い様な、昨日の様な…
あの日のこと、正直よく覺えていない…あの日の前後の記憶が蘇ら無い…ただ、青空が眩しい事、いつの間にか、大雨になっていて、ずぶ濡れになった事、気が付くと一人でいた事…その間に、細切れな記憶なのか夢なのか判らない断片が、フラッシュバックしているだけ…
そして、君と過ごしていた時間が、本当にあったのか、1人よがりな妄想だったのか、何より、君自身が存在していたのか…忘れたいからそうなったのか、でも、この手のひらには、君の感触や体温が、明瞭残っている…

6/25/2024, 2:53:39 PM

繊細な花
小さくて、可愛くて、思わず、手を延ばしてしまう…けれど、それは、嫌なのか怖いのか、そっと避けられてしまう…
何時も笑顔で、世話好きで自分の事は後回し…そのくせ、自分の心は閉した儘、こちらから近付くと、距離を置かれてしまう…
あなたは、繊細で、本当は、強がりで、寂しがりやさん…
だから、あなたから、ずっと目が離せなくて、何時も目で追ってしまう…儚げなのに、凛としているのが、余計に心配で…

6/24/2024, 2:35:23 PM

1年後
来年の春になったら…二人で、また、桜を見ようね…そう約束してから、3か月経って、今日は、紫陽花見に来たね…
忙しいあなたと、なかなか逢えないけれど、逢うのは、一緒に花を見ることが多い気がする…映画や遊園地も楽しいけれど、ゆっくりお散歩するのも、いいと思う…手を繋ぐのもドキドキするし、誰も居ない場所で、ハグしたりキスしたりするのも、二人だけの秘密が嬉しい…約束の来年の桜をみる迄に、もっとあなた色に染まりたい…

6/23/2024, 1:55:58 PM

子供の頃は
子供の頃は、まだ昭和を過ごしていた…今、TVでは、非常識だの、云われているけど…決して、裕福でも、便利でもなかったけれど、それなりに楽しく、のんびりしていた…全部が肯定出来る訳では無いけれど、良くも悪くも、のびのびしていたと思う…悲しいことも多かっし、嫌な事も、諸々込で素敵な時代だったと思う…

6/22/2024, 2:25:37 PM

日常
朝起きて、洗濯物畳んで、食事して、洗面して、出勤して、夕方帰宅して…
そんな決まった事の繰り返しの毎日…何の変化もなくて、飽き飽きしてしまう…けれど、こんな平凡な日常も、何処か愛おしい…
片田舎での暮らしは、刺激も無いし、不便なことだらけ…だけれど、極度のストレスはなくて、ダラダラしてしまう…
そんな日々の移ろいに、何となく過ぎて行く時間…

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