好き嫌い
ねぇ、私のこと、好きなのかな…それとも…
毎日あなたと一緒にいるけど、心が読めない…笑顔の下の、素顔が見えなくて…あなたの気持ちを、知りたい…勿論、私のことを、好きでいて欲しい…
でも、誰にでも優しい、あなたは、誰にでも平等に付き合うから、もしも…だったら、側に居られなくなるのが怖くて…あなたの気持ち、確かめたいけど、知りたい…けど…知るのが…
街
梶井基次郎の檸檬…じゃないけれど、久しぶりに、街に出た…
暫く、籠りがちな生活していた所為か、雑踏が一寸怖い…人々の視線が、突刺す様に感じる…本当は、誰も知らない私の事、見ている筈無い事、勿論判ってる…けれど、世の中から取残されて、僻みだので、そう思おうとしている自分に辟易し乍ら、人目を気にしている…街には、変わらない人々の風景と暮らしが在るだけで…
何となく斜に見ながら、そうしている自分が哀しく思える…
やりたいこと
慥かに、やりたいは、色々ある…
合コン、まだ誘われたことも無い…
大人買い、ケチな性分でなかなかできない…
居酒屋で生ビールを呑む、下戸な所為で叶わない…
ドライブ、免許はあるけど、運転嫌い…
だけど、本当にやりたいことは…
ここだけの秘密…
あなたと、二人で、未来を過ごすこと…
朝日の温もり
朝陽が眩しい…部屋のカーテンを開けると、半開きの眼に、眩しい光が、飛び込んでくる…
窓の向こうには、何時もの風景と、青空と輝く太陽が見える…
窓越しの朝陽は、明かるくて、何となく暖かく思える…屹度、それは、何か良いことありそうな予感…
岐路
あなたは、どっちに行くんだろう…
いつもの帰り道
そろそろ進路をどうするか
そんな話をしていた…
進学なのか就職なのか…
地元に残るか、他所にするのか…
まだまだ漠然だけれど
そのうち、決めなきゃいけない…
自分の進路よりも
一番気になるのは
あなたの進む道…
あなたとは、これからも
ずっと一緒に歩んでいたい
だから、一緒に選んで…
2人の未来を、
分けたくないから…