多田野一人

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3/13/2024, 2:50:39 PM

ずっと隣で
初めて会ったのは、私が中学2年生、君が1年生だったね…図書委員をしていた私と、たまたま友達に付いてきた君…何度か会ううちに、何となくお喋りする様になって、追いかけっこする様になったね…ニコニコ笑ったり、ちょっと泣き真似したり、センパイって呼ぶ声…そんな1つ1つに、いつの間にか、ドキドキする様になって…色々あって、辛かったけれど、君との時間が、そんな事を、忘れさせてくれたから…こんな時間が、ずっと続きますように…ずっと隣でいられますように…って、秘かに思っていたんだよ…

3/12/2024, 2:54:27 PM

もっと知りたい
あなたのこと…もっと…知りたい…何故って、まだ解らないけど、何となく、あなたとの未来、イメージしてみたいから…
そう云われて、初めて、君の事、意識し始めた…勿論、異性の君に、そういう気持ちは、多少はあったけれど、特別な異性としての感情は、無かった…でも、本当は、心の何処かで、そういう気持ちもあった…から…

3/11/2024, 2:50:21 PM

平穏な日常
幼い頃は、アニメの影響なのか、ハラハラドキドキの毎日に憧れていた…探検隊を引連れて、カッコ良く、狩をしたり、ジャングルを切り開いたり…
それから大人になった今、そんな事を思っていたことすら、忘れていた…
今の私は、君と平凡な日常を過すのが、未来の夢へと変わり…

3/10/2024, 2:46:52 PM

愛と平和
この世の中は、あなたの愛で溢れている…唐突に云われて、吃驚している…
云われた本人も恥ずかしいけれど、云った本人は恥ずかしく…無いらしい…真っ直ぐな眼差しで、こちらを見ている…その瞳から、視線を逸らせ無くて、何故だか、君が好きだ、ってついぞ告白して仕舞った…するとあなたは、真っ赤になり乍ら、言質取りました、と嬉しそうに笑い乍ら…

3/9/2024, 2:36:11 PM

過ぎ去った日々
夜、一人になると、あなたのこと許り想い出してしまう…遠い記憶の筈なのに、眼の前に浮かぶあなたは、あの日の儘、はにかんで目を外らしたり、妙にお姉さんぶったり、頬を膨らませてみたり…
あの、古い図書館で過ごした日々が、今でも、鮮やかに蘇る…一緒に過ごしたのは、ほんの暫くだったけれど…あなたに、淡い気持ちを寄せていたのに、結局何も云えない儘、いつの間にか疎遠になって…
想い出は、美しい儘に、って云うけれど、この心の中に仕舞ってある気持ち、せめて伝えられたなら…勿論、叶うことなど無いことも、解っている…

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