意味がないこと
生きてる意味なんてあるだろうか…近頃よく吐く言葉がこればかりだなー多分、自分の知らないところで。ヒョとしたら、思わないでいる人が居るかも知れない…
あなたとわたし
どうして..あなたと出逢ってしまったのだろう…学校卒業後、もう逢うなんて思いもしなかった…片想いの儘いい想い出の儘、そう思っていたのに…偶々立ち寄った喫茶店で、あなたの方から、声を掛けてきた…他愛もない会話をし乍ら、段々とあの頃の気持ちが甦る…そして、気がつくと、一夜を過ごしていた…同じベッドの上で…何で、何で…そうまだるっこい頭で、これからの事を思い巡らせる…
柔らかい雨
11月になっても、まだまだ夏日が続いて…そんな乾いた日々が、突然の雨…久々の雨は、霧雨の様な雨…柔らかな感じだが、春の様な温かさは無くて、冷たい無機質な雨…なのに、乾いた大地を潤す慈雨になっていく…ただの雨なのに、こんな顔を見せるなんて…
一筋の光
曇り空の隙間から、輝く一筋の光…慥か、天使の梯子ってやつじゃなかったか…薄暗い雲から伸びるその光は、何かを導いているようで…あの先に辿り着いたら、何だか君が待って居てくれそうな…そんな妄想をし乍ら、一人夕風に吹かれて…
哀愁をそそる
秋の夕暮れ…茜色から群青色に変わる空を飛んでいく烏の群れ…刻々と変わり暮れてゆく空と冷たい風に揺れる薄の穂が、あの日に連れ戻そうとしている…
あの日、前の晩から出掛けた父親を残して、母と僕ら3人兄妹弟は、急に電車には乗った。いく先は、東北の母方の祖父母の家だった。途中、東京の伯母にお弁当を貰い、一昼夜かけて数年振りに東北の地を踏んだ…着いたのは、午後の3時頃、既に陽は傾いて居て、夕陽と薄の穂が哀しく滲んでいた…
其れから10日余り、色々あり、また故郷に戻ったけれど、程なく母だけが出て行き…