モンシロチョウ
陽射しに誘われて、家を出た。何となく歩いて着いたのは、田んぼに囲まれた小さな公園だった。蒲公英や白詰草なんかが、風に揺られていた。普段から出不精な私は、一寸草臥れた。片隅にある半分ペンキの剥げたベンチに腰掛け、少し休む事にした。周りを見渡すと、田植えをしている様子や、青空を横切る飛行機雲、何処からか聴こえてくる野鳥の啼声…そして視界の端に、何か白いものが…視線を移すと、白い蝶が2匹、戯れ合うように飛び回って…
忘れられない、いつまでも。
君と出逢ったのは、僕が中3で君が中1。古ぼけた木造校舎の図書館で、図書委員をしてた僕は、たまたま本を借りに来た君に声を掛けたね。背の低い君は、ちょっと大きめのセーラー服に見を包み、いつもしゃんと背すじを伸ばしていたね。真面目で、いつも笑顔で…やがて僕は高校生になり、なかなか逢えなくなったけれど、たまに逢うと、先輩って呼んでくれたね。そしてお弁当入れも作ってくれたね…そのうち、段々逢えなくなって疎遠になり…でも、今でも君の笑顔は、いつでも僕の心から…
一年後
今日のこの想いを、明日も多分貴女に伝えられない…解ってる心算だけど…言葉にしなければ伝わらないコト…せめて、せめて一年後、貴女の隣で…
初恋の日
初めて異性を意識したのは、中学生でした。一つ年下の可愛い女の子。いつも追いかけっこしたり、他愛無い話で過ごしていくうちに、ずっと一緒にいたくて、どうでもいい口実で呼び出したりしてた。いつも口では嫌そうな感じで、それでもニコニコしながら応じてくれた。ずっとそんな日々が続くと信じていたのに、ある日突然遠くに引っ越し…あれから色んな出逢いがあったけれど、この季節になると、彼女の俤が…
明日世界がなくなるとしたら
もしも明日、貴女に逢えなくなるなんて、そう想うと、心壊れそうになる。言葉すら交わしたことも無いけれど、貴女を目で追うことができないなんて…例え貴女に私の存在を知られない事よりももっと辛いから…