命が燃え尽きるまで
人の命は、ロウソクの火のよう。
去年亡くなった、国宝の
「死神」は秀悦だった。
薄気味悪い死神と入った穴蔵の中、たくさんのロウソク。自分の短くなったロウソクを見つけて、慌てる。
燃えさしに火を移そうとするくだり。悲哀さえ感じる。
命が燃え尽きるまで、命にしがみつく。人の性なのか。
あの噺、小三治でもう一度聞きたかった。
夜明け前
期せずして早めに就寝した晩、
パッと目が覚め、時計を見ると4時。カーテンを開けてみる。まだ暗い。
夜明け前が一番暗いって、誰か言ってたな。
夜明け前の、闇。
ここまで生きてきて、こんな闇が何回かあった。そんな時、開けない夜はないと誰かが言ってくれた。
いや、自分でそう思い直して暮らしたのか。
今、夜明け前の闇にいるあなた、
開けない夜はない、そう思ってください。
この闇は、夜明け前だと思ってみて。
もう少しもう少し、待ってみて。きっと大丈夫。
夜明け前
待っていれば、必ず夜明けは来ます。
本気の恋
大好きで大好きで
恋ごがれて
このままずっと続くのを願う
本気なの
本当に本気なの
この先、人生破滅しても良いから
ずっと続いて欲しい
そんな気持ちになったこと有ります
でも、ずっとは続かなかった
恋は、生物
新鮮なうちが美味しいの
あぁ、わたしって
嫌なやつ!
カレンダー
秋めいてくると、来年のカレンダー探さないとと焦ってくる。家中に貼るから、そこそこの数。部屋によっては2〜3枚。
ネットでは、買わない。実物を見てみないとサイズ感がわからないから。
それに使い勝手も大切だし。
一つ、毎年届くカレンダーがある。下の方に会社の名前がデカデカと印刷されているものだ。長年世話になっている、整備工場のカレンダー。
数字が大きめ。暦や行事が印刷されている。メモ出来るスペースがあるのも良い。とにかく使い易い。
あのカレンダー、
肌寒くなってくるとポストに入っている。毎年届けてくれるのだ。
整備工場のカレンダー、
我が家の年越しアイテムなのだ。
喪失感
身近な人の死は
大なり小なりの喪失感を生みます。 歳を重ねるごと、然り。
ここのところ、立て続けに続きました。こんなわたしがと思うほどの喪失感。凹んでる、なんて言って済まなくなりました。
ならばと思い、面と向かって見つめることにしました。
見えてきたのは、
わたしを愛してくれた残像
わたしが愛した残像
でした。
もう、居ないのに
わたしの心の中に残ってる。
その残像が、思い出にかわるまで
待つことにしました。