チャレンジ115(また会いましょう)
再会を約束したのに会えなかった友人が、昨日の夢に出てきた。就職してから1度会って、そのままになっている。また会おうとの約束は、努力しないと叶わない。彼の学生服姿を夢で見て、胸騒ぎを覚えた。何かあったのだろうか。彼に連絡しようか。悩んでいる。
チャレンジ114(スリル)
子供の頃から怖がりで、周りから笑われた。家族ができて、少しはメンタルを鍛えようとジェットコースターに乗った。何とかクリアした。妻によると、あなたの真っ青な顔を見ていると心配だったけど、笑えてきた、とのこと。スリルのあるものは、眺めるから面白いのか。そう言えば、テレビの番組で絶叫マシンに乗っている人を見るぶんには、怖さを感じない。他人だからである。自分のことになると、しんどい。
控え目なスリルは、ゲームセンターのアーケードゲームをクリアする時だ。これくらいのドキドキが、私にはちょうど良い。
チャレンジ113(飛べない翼)
飛べない翼は、いつか飛べるようになる
折れた翼は、手当てすれば治る
飛べる日を信じて、はばたく
どんな翼でも、はばたくことはできる
飛べない、ではなくて、飛ばない翼がある。たとえばペンギン、ニュージーランドのキーウィなど。生活環境に合った進化をした生き物だ。どんな生き物にも、自分なりの生き方がある。
チャレンジ112(ススキ)
ススキはお月見に供えるイメージがある。見ていると、しんみりした、静かな気持ちになる。子供の頃、近所の空き地でススキ刈りをした。葉っぱに触れると手をケガするので、つらい作業だった。最近、アメリカから来たパンパスグラスが、注目されている。かなり華やかな存在だ。生態系が変わっていくと、昔からのススキが減っていくかもしれない。
チャレンジ111(脳裏)
脳裏を辞書で引くと、
頭の中の意。意識に浮かぶ、考えや記憶の一部分。例)不安が脳裏をかすめる
とある。(新明解国語辞典より)
ほんの一瞬よぎる、意識の欠片。目覚める前に見る夢のような、わずかなひらめき。今の夢を覚えていたら、俺は発明家になれそうだな。そんな気を起こさせる、わずかな輝き。なぜ頭が働くのか、不思議である。