チャレンジ95(行かないで)
朝7時12分のバスに乗る。電車の乗り継ぎの都合で、これがいちばん良い。ある日、いつものようにバス停に向かっていると、なぜか早めにバスがやってきた。まだ2分ほどある。
停車する。発車してしまう。
行かないでくれ。私は走った。全力で走ったが、間に合わなかった。
サザエさんのアニメみたいである。不運ではあるが、笑えてきた。同じ状況の人たちが数人いた。みんなで、次のバスに乗った。
チャレンジ94(どこまでも続く青い空)
新潟県や長野県の田園地帯で、晴れわたる空の下をドライブする。気分は格別だ。どこまでも広がる空。大声で歌いたくなる。
空はまるで君のように 青く澄んで どこまでも
モンキーマジックの曲、「空はまるで」である。この後に英語がある。難しいので、ここまでしか歌えない。家族に笑われている。
あと1週間で、10月が終わりである。本来なら、秋空のもと、気持ち良くドライブできる季節だ。気候が不安定なのが残念だ。
チャレンジ93(衣替え)
私は今、薄いセーターを着ている。今日の午前中は暖かかったが、夕方から寒くなった。このセーターは、先日、引き出しから出してきたものだ。実家の両親は、首に巻くマフラーと肩掛けを出したという。
昼と夜の気温差が大きく、対処に困る。肌着と靴下を冬物にするか、思案中である。
チャレンジ92(声が枯れるまで)
衆議院選挙を控え、各地で演説が行なわれている。公示日には普通の声だった候補者は、投票日の前日には、声を枯らしている。
最後の、最後のお訴えに参りました。
「お訴え」とは奇妙な言葉である。あまりにも悲痛な声に、よく頑張っているなと同情したくなる。当選したら、訴えの真剣さと熱意を、国民のために活かしてほしい。
チャレンジ91(始まりはいつも)
初対面の人との会話が苦手だ。簡単な自己紹介をしたあと、話題に困ることが多い。相手の趣味や経歴を調べておくようにしている。始まりは、いつも緊張する。
まるで面接の試験官のように、立て続けに質問しそうになる。これでは会話のキャッチボールにならない。私は、相当な話し下手だ。
話題を豊かにしたい。この年齢でも、いまだに勉強中である。