シウマイ弁当

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8/10/2024, 10:34:26 AM

  チャレンジ21(終点)
ゴールテープを切ったあとには、喜びが待っている。のどがカラカラでも、足が痛くなっても、ふらつきながら終点を目指す。終点に到達した者のみが知る歓喜を味わうために。もう少し、もう少し。

8/9/2024, 10:18:14 AM

チャレンジ20(上手くいかなくたっていい)
 上手くいかなくてもいい、参加すれば、それでいい。子供のころ、私を救ってくれた言葉だ。夏休みの自由研究、ポスターの課題。家庭科の提出物。手先が不器用なので、お話にもならない仕上がりだった。見かねた母は、とにかく自分でやって、提出する、ということを私に約束させた。9月のスタートに、どうしようもなく不格好な作品を持って登校した。同級生からは笑われたが、最後まで逃げずに取り組んで、良かったと思っている。不器用なことを叱らずに、気長に見守ってくれた親と先生に感謝したい。

8/8/2024, 10:38:37 AM

チャレンジ19(蝶よ花よ)
 蝶よ花よと大切に育てられたお嬢様、という言い回しがある。箸より重い物を持ったことがない、とも言う。どんな令嬢なのだろうか。軟らかい布団で眠る。お手伝いさんがついている。線が細い感じ。話す声が細い。こんなイメージをした。魚を食べる時に、骨を丁寧に取り除いてもらうような人である。
上品でおっとりしたお嬢様。一度会ってみたいものだ。

8/7/2024, 10:29:12 AM

チャレンジ18(最初から決まってた)
 商店街の福引で、参加賞以外の品を当てようと躍起になる。今日こそはポケットティッシュでない物を当てたい。補助券を集めて挑戦する。しかし、驚くほどハズレばかりである。くじ運がないことは、私の運命らしい。初めから決まってた、という声が、遠くから聞こえた気がした。

8/6/2024, 10:24:58 AM

チャレンジ17(太陽)
 朝の陽射しを浴びて腹式呼吸をする。寝ぼけた体を目覚めさせる。セミの声が賑やかだ。日光を浴びるのは体に良いという。しかし、最近の太陽は朝から強い。湿度もあるので、蒸し暑くてたまらない。夏を楽しむどころではない。
あまりの酷暑で、プールサイドを歩いていた子供が足の裏をやけどした。海水浴場にも、お客の姿が少ない。残念なことだが、太陽を避けて、暑さから身を守る夏になったようである。遠い日の海水浴が懐かしい。
 

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