6/5/2023, 10:04:57 AM
冰焉
時を奏で
切なき旋律は
ひび割れ
刻む音は
哀しき旋律を
触れては
夢の終わりを告げた…
目覚めれば
何も無く
目覚めれば
失いの破片…
滴り堕ちる雫と
調波するかの様
私を殺め続け
薄笑み浮かべ…
6/4/2023, 10:01:54 AM
孤狼
取り残された
独り彷徨い
謌を奏でた
取り巻くのは
縛られ続け
傷みさえも
愛おしく 切ない…
繰り返しては
失いの日々
凍てた覚想
叶わぬ儚きに
追い掛ける
壊した概念
受け入れ 哀れみ…
刹那 纏い続けて
拒絶 塞ぎ続けて
虚像 創り続けて
脳裏 過り続けて
何時しか
聲は哭く始め
存在は…
6/3/2023, 10:39:12 AM
孤と闇
時を刻む程
薄れては
孤独と知る刹那
闇を彷徨い
殺めては
孤高と散る存在
擦り抜けた
哀しみと傷み
解けた指先
切なさの嘆き
創られた世界で
見失う私は
佇み続け
創られた時廻り
廃と化して
彷徨いて
私には何も…
6/1/2023, 10:01:49 AM
朱独白凍
此の存在の傷みは
私が刻んだ
儚き足跡・・・
視つめ触れた躯は
凍て果てた
歪む虚像・・・
冷たき孤と
失いの瞳は
雪の結晶に
混ざり堕ち
「白き世界に一雫の朱・・・」
産まれながら
堕とされて
夢の篝火は
時として凍り
何も遺さず
死すべきを
只・・・ 待ちわび・・・
残された謳を
哀しく呟く聲
決して響かず
白銀の世界で
瞼閉じながら・・・
5/31/2023, 10:03:17 AM
哀雨
優しい雨が
切なくて
雫堕として
流した刻は
哀しくて
傷みを纏う
忘れ様としても
刻まれた心は
綺麗過ぎて
失う様にしても
離れて逝けず
鮮やかな程
焼き付けた
瞳から語る
想いは 愛しさと
増悪の融合
私と言う存在を…