Lia

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10/17/2022, 10:06:19 AM

響憶

触れた優しさ
交わした傷み
佇み続けた・・・

首筋撫でては
擦り抜けた聲
天に薄れた・・・

光囁く
願いの煌めき

時導く
祈りの嘆きは

「私サエモ 殺メタ・・・」

遥かに流されし
吐息は何時迄も
静かに響かせては

夢現の様な一時
還れはし無い程
胸に刻み続け逝く

醒めない世界で
永遠の口付けを
忘れ無い様に堕ち


「私ト視タ 此処デ・・・」


例え全て
失っても・・・

10/15/2022, 11:01:45 AM






鋭い眼光で
捕らえ
鋭い牙と爪
喉笛を

噛み砕き
引き裂いて上げる…

血を啜りて
潤して
肉を喰らい
欲の業

欲のまま
狂気と宴の快楽に…

孤独を纏う
衝動の残劇

感情は捨て
殺戮の狂者

生きる為の
知を獲る者

10/14/2022, 11:48:54 AM

Sommeil




届く筈も無い この想い
傷付く事を 恐れて
瞳に映る 愛しさは
頬を濡らす 雫に変わって…

触れた その指先強く
絡ませ そっと… 抱き締めて
泣き崩れて居た あの夜は
もう… 最後だと感じて…

天空の狭間から 見える
白い月に 願いを込めて
廻る時の中 ずっと…
傍に居たいのに…

何時の日か失った
夢を見続けて居た
僕は 又独りきりになり
闇を照らす 光に
手を差し延べ逝くよ…
そっと… 瞼を閉じながら…

最後に見た記憶
忘れ様としたけど
綺麗過ぎて 離れて逝かず…
疲れ果てた 躯と心が物語った
優しい声に 包まれて…

天空の狭間から 見える
白い闇に 願いを込めて
廻る時の中 ずっと…
傍に居たいのに…

「求めてる程 切なくなって
  愛してた程 僕は現実…」

何時の日か失った
夢を見続けて居た
僕は 又独りきりになり
闇を照らす 光に
手を差し延べ逝くよ…
そっと… 瞼を閉じながら…

最後に見た記憶
忘れ様としたけど
綺麗過ぎて 離れて逝かず…
疲れ果てた 躯と心が物語った
優しい声に 包まれて…


10/13/2022, 10:22:27 AM

楽しめたら。

10/10/2022, 1:36:08 PM

華葬雫



口付けて
咲いた硝子の華弁
照された月に
薄れ無い様に
包み 私色に染まれ・・・

儚さの想い 黄昏て
時は過ぎてく

見上げ視た 夜空は
独りの空間に

堕ちた星屑が
芽吹き出した

口付けて
咲いた硝子の華弁
煌めき哀しく
透き通る脆さ
包み 私と染まれ・・・


「一時の定めに そっと寄せて・・・」


口付けの
雫堕ち硝子の華弁
滴り堕ちた雫
冷たく最後迄
傍に 私と共に今・・・


「二度と覚め無い様に・・・」

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