Lia

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華葬雫



口付けて
咲いた硝子の華弁
照された月に
薄れ無い様に
包み 私色に染まれ・・・

儚さの想い 黄昏て
時は過ぎてく

見上げ視た 夜空は
独りの空間に

堕ちた星屑が
芽吹き出した

口付けて
咲いた硝子の華弁
煌めき哀しく
透き通る脆さ
包み 私と染まれ・・・


「一時の定めに そっと寄せて・・・」


口付けの
雫堕ち硝子の華弁
滴り堕ちた雫
冷たく最後迄
傍に 私と共に今・・・


「二度と覚め無い様に・・・」

10/10/2022, 1:36:08 PM