Gehirnwäscher
ようこそ
私と言う世界へ
此処では
貴女達が主役で
望み描き
創造なるわ物語
初メマシテ
進行者ノ「 」デス…
此の中で
叶える事は無限
想い強く
思考を高めれば
所在事も
可能になるので
苦痛も 哀しみも
愛しさも 願望も
全ての感情さへ
支配出来る筈で
快楽も 憎しみも
独りでも 優越も
深く魅了しては
堕ちて焔を灯し
「超越スル事スラ 容易デショ…」
貴女達ハ 何ヲ選ビマスカ?
貴方達ハ 何時抜ケ出セマスカ?
貴方達ハ 何ヲ夢視マスカ?
貴女達ハ 何時カラ居テマスカ?
ようこそ
私と言う異界へ
此処には
貴女達が主役で
慈シ逝く
創造してる物語
改メマシテ
誘導者ノ「 」デス…
真紅の天使
白き翼が汚れる
美しく輝きは犯され
黒き翼の光沢
綺麗な煌めは朽ちて
真紅に変わる…
返り血に染まり
妖艶的 残酷な姿は
絵画の様な魔性…
滴り堕ち流れる
冷酷的 その笑みは
物語る死の魔性…
鋭い眼差しは
今… 私に向けられた…
裁きを…
消感去
傷付き過ぎ
視界は濁り
「私ハ 何・・・?」
足跡に流れ
朱黒の雫が
「私ノ 孤・・・?」
思考記憶の性
視て高嗤いが響き
切断回路の性
受け入れる定めに
「私ハ 狂イ 殺メ 堕チ・・・」
時が流れる度
一つ感情は失い
換わり始めて
薄れ過ぎる度
二つ消去に廻り
換わり進めて
傷み抱える度
三つ刻まれ凍て
換わり消えて
「私ハ 堕チタ世界デ・・・」
流動に・・・
天雲郷
意識の先に
視る夢の彼方
天は朱く染まり
流れる時が
闇に包まれて
私は翼を拡げた
月光が射す道へと・・・
黒き羽根が舞い堕ち
私の足跡
照らす光が煌めかせ
私の刹那
何処迄も目指し
大きく羽ばたかせ
囚われ無い 自由を・・・
限りなく天高く
雲の上から見渡し
哀れみ抱き 視つめ・・・
混じり合う
雫と羽根は
失う迄望み
此の狭間で
「私ハ 軈テ何時カ・・・」
鑑
そちら側は
美しいですか…?
こちら側は
薄汚れてます…
そちら側は
楽しいですか…?
こちら側は
狂っています…
そちら側は
満ちてますか…?
こちら側は
苦痛な時です…
貴方は誰なの…?
私は貴方です…
私は貴方なの…?
そう… 私です…
其では
入れ換わりましょ…?