秋雀(あすず)

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6/2/2024, 3:14:55 PM

大人の人として、一人の人としても恥ずかしい愚行を、さも正義の剣を振り翳すかの様に人に見せ付けようと大声で発し、言葉の杭で相手を十字架に張付ける。そのなんたる無様な光景を己自身から作り出す者と、身勝手に杭付けられる者と、巻き込まれ浴びせられる者とで隔て合い、善と悪を表現するかの様に今日とて日々を創作する。正しく人間の所蔵で有ると云える事柄で在ろう物を、人は不幸な人生だと自身を個人として認識し成り立たせ、それで居て人だけでは無く、自身もを杭付けて仕舞う。何方も醜く、憐れだと見えるこれらの発生元を、人々は「世界」だと形容するのだ。

5/28/2024, 4:07:03 AM

雨が一番大好きな君に、
私と見る晴れが一番になって欲しい。

5/21/2024, 10:18:50 AM

【 透明 】

透明なグラスに透明な水を注ぐ。
その中にぽちょりと紅を垂らして。
じわりと綻ぶ紅を見れば、脳裏に
せっせと今日を生きる貴方の後ろ背が思い浮かんで。
嗚呼。一刻でも早く、貴方にお逢いしたいものです。

5/20/2024, 11:59:46 AM

理想。

と言えば、僕ならば。
強く在りたいし、弱くも在れれば。
なんてよく考えるよ。

何せ、どちらが良いのかなんて僕には
測ることは出来ないのだろうから。

君はどう思う?

強きを取るか、弱きを取るか。


【 理想のあなた 】


この題名の面白いところは、
理想の「あなた」の部分を自分と置き換えるか、
相手と置き換えるかで幾分か違うと言う点なのだろう。

5/18/2024, 1:55:11 PM

恋なんて難しい僕に、愛が分かるはずも無く。
けれど、声に、文に表してみる。
貴方の元へ届く様に、形がいつか出来る様に。

僕達は、形の無いそれらを恋心やら、愛情やらと大層美しい物なのだと美化して言い表しては、醜くも惑わされ、今日も一人舞う。そう、それも貴方の「手のひら」という劇場にて。

君はどんな物語を魅せてくれるの?

私はこんな、物語を貴方に。

アン・ドゥ・トロワ。
一つの人形がワルツを踊る。

複雑な踊りを、一つ、一つと迷いの無いステップで見事に踊って魅せる。けれど、何故か何かが分からず、見ていても物語の内容なんて、人形の僕には上手く理解が出来なくて。
とりあえず、心にしまっておこう。なんて考えて、

今の物語の名はなんと言うの?

と、問うてみた。
彼女は一瞬こちらを見て、口角を少し上げたと思えば、

【 恋物語 】って言うの。

と、簡潔に答えた。

物語の名を聴いた僕は、妙に納得してしまった。
だって、恋を理解しようだなんて、僕には到底不可能な事だと思うから。


…そんな僕は、目の前の人形に魅せられてしまったみたい。

今宵は貴方と共に、踊りましょう。
これからの物語、僕がリードしたいから。

手を差し伸べてみると、貴方はふふふ、と笑みを零した。

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